内沼晋太郎さんトーク&サイン会レポート

まだまだ寒い2月23日の夜、ブックコーディネーター・内沼晋太郎さんのトークショーを本の学校で行いました。
タイトルは、【「本の逆襲」のための全国本屋ツアー】。
さて、一体、本の逆襲とは?

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内沼晋太郎さんは、書店に勤務する傍ら、2003年に本と人との出会いを提供するブックユニット「ブックピックオーケストラ」を設立。
様々な実験的試みを経て、その後独立。
異業種の店舗に本を並べたり、本にまつわるプロジェクトを企画したりと、数多くの本を触ってこられました。

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今回のトークショーは対談形式。
お相手は、本の学校統括店長の加藤が務めました。
1996年の入社以来、今井書店グループセンター店、錦町店の立ち上げを経て、一昨年は本の学校リニューアルオープンに携わりました。

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これまでの内沼さんが手がけたプロジェクトを紹介しながらトークショーは続きます。
一見すると関わりのなさそうなアパレルブランドの店頭や美容院も、内沼さんの豊富なアイデアにかかれば、本とのコラボレーションが完成します。
書店や図書館以外での本との出会いの演出です。

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2012年には下北沢に「B&B」という本屋を開業なさいます。
B&Bとは、Book & Beer の略。
その名の通り、店内ではビールを片手に本を探すことができます。
そして最大の特徴として、B&Bでは毎日イベントが行われているそう。
毎日と聞くとそれだけで大変そうだなぁと思っていまいがちですが、そのノウハウを聞くとなるほどなぁと我々も身が引き締まる思いがしました。

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そんなイベントの話から、本の学校でやっている様々な試みについても話が広がりました。
一昨年のリニューアルオープンの時のコンセプトが<「読む。」を楽しむ>であり、「読む」という行為自体をただ単に紙の本を「読む」というだけではなく、店内に設置してある昔の印刷機械を間近で見ていただいたり、カフェで読書を楽しんでいただいたり、ワークショップを通じて本に触れてもらったり、様々な角度から「読むを楽しんで」もらえたら。と加藤。

最後に内沼さん、「出版業界」の未来と「本(=読むという文化)」の未来は違うものだと。
そして、例えばブログで本を紹介している人、小さな子どもたちに読み書かせをしている人など、「本」に関わっている人、人に「本」を届ける人は「本屋さん」であり、そう呼びたいとおっしゃいました。
そして色んな受け取り方があればある程「本」の未来は明るいと思います、と締めくくられました。

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トークショー終了後は著書『本の逆襲』にサインをしてくださいました。
このツアーは本の学校で13カ所目。今後も各所をまわるそうです。
ミュージシャンがライブツアーをやるように、著者も読者や書店とコミュニケーションをとるべく全国を回るといいよね。
そうすると本の話題がずっと続くよね。という言葉が印象的でした。

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内沼晋太郎さん、貴重なお話をありがとうございました。

※文章・画像の無断転載・複製を禁止します。

 

 

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