第2回「ミステリー小説を楽しむ会」レポート

5月16日(土)に第2回「ミステリー小説を楽しむ会」を行いました。
参加者は、男性3人、女性5人の計8人。ミステリー小説好きが、‘これは!’という本を紹介!ミステリーをあまり読まないけど、ちょっと興味があるという方も参加され、いかにして、ミステリーの面白さを伝えるか!?というところに力が入っていました。

それでは、ダイジェストです!!

童話やおとぎ話、昔話はとても恐ろしい!(女性)
・あすなろ書房『小学生までに読んでおきたい文学③こわい話』松田哲夫編 ¥1,800(税別)
・こぐま社『子どもに語る日本の昔話①』稲田和子/筒井悦子 ¥1,600(税別)
・PHP研究社「おとぎ話に隠された古代史の謎」関裕二 ¥476(税別)
●おとぎ話や、昔話に怖いものが隠されている!
「こわい話」は「本当は恐いグリム童話」的な恐ろしさが満載で、ぞっとする。
人間のいざとなったら!開きなおる姿勢が怖い。

女子中学生が選んだラノベミステリーの新作!
・新潮社nex文庫『天久鷹央の推理カルテ①②』知念実希人 ①¥550 ②¥590(税別)
●天医会総合病院に新設された「統括診断部」。ここには、各科で「診断困難」と判断された患者が集められる。
河童に会った、と語る少年。人魂を見た、と怯える看護師。突然赤ちゃんを身籠った、と叫ぶ女子高生。
だが、そんな奇想天外!摩訶不思議な?”事件”には思いもよらぬ”病”が隠されていたのだ!
頭脳明晰、博覧強記の天才女医・天久鷹央(あめくたかお)が解き明かします!新感覚メディカル・ミステリー。
奇奇怪怪な事件。天久医師の博学ぶりが超面白いです!

東野圭吾の加賀恭一郎シリーズのオススメ(女性)
・講談社文庫『新参者』東野圭吾 ¥700(税別)
・講談社文庫『麒麟の翼』東野圭吾 ¥700(税別)
●警視庁から、日本橋署に転勤になった、刑事・加賀恭一郎。
人形町で起きた殺人事件を、そこの住民たちに聞き込みしながら解決!
謎解きと人情話が良い!
ストーリー構成が独特。大きな殺人事件を追う中で、人形町に住む人たちが抱える事件や悩みを解決しながら、中心の事件の真相に迫っていく、今までに無い試みの警察小説。
短編で構成しながら展開する長編ミステリー。
「麒麟の翼」は映画化され、感動的な作品に仕上がった。加賀刑事はやはり阿部寛が最高!

海外のおススメミステリー作品(活字中毒の男性)
・東京創元社『愛おしい骨』キャロル・オコンネル ¥1,200(税別)
●兄弟が森に出かけて行って、戻ってきたのは兄一人だった。
二十年ぶりに帰郷したオーレンを迎えたのは、以前と変わらない家。
誰かが家の玄関先に、死んだ弟の骨を置いてゆく。
一体何が起こっているのか?謎めいた町の人々。
・・・「クリスマスに少女は還る」の著者が描く、ミステリー。
マロリー刑事のシリーズではない。
主人公は37歳の男性でロックスター並みのオーラがある。町の人々の再会が事件の真相を暴く。少しゴシック調。

たくさん紹介してしまいました!(超ミステリー好き女性)
・東京創元社『配達あかずきん』大崎梢 ¥620(税別)
・新潮社『レベッカ 上下』ダフネ・デュ・モーリア 上巻:¥710 下巻:¥630(税別)
・講談社『暗闇坂の人喰いの木』島田荘司 ¥980(税別)
・双葉社『どんでん返し』笹沢佐保 ¥581(税別)
・講談社『衣更月家の一族』深木章子
●「配達あかずきん」は書店を舞台にした、日常の謎解きミステリー。
女子店員と女子アルバイト二人が謎を解く!書店のあるあるネタも満載。書店好きの人にもおススメ。
「レベッカ」は、ゴシックミステリー、大富豪の後妻に入った若い女性が、前妻の蔭に怯えながら過ごす。
前妻に仕えていた家政婦が異常に恐い!夫には秘密があった!ローレンス・オリビエとジョーン・フォンテイン主演で映画化された名作。
監督は、A・ヒッチコック。「暗闇坂~」は名探偵・御手洗潔が、人喰いの木の謎を解く。
ホラータッチなのでとんでもなく怖い!御手洗潔が珍しく恐怖に震えた、という紹介文に惹かれて購入した。
「どんでん返し」は短編だが、全文会話だけで成立したミステリー。
珍作といっても良い!でもしっかりとミステリー、どんでん返しも衝撃的!
「衣更月家~」は、3つの家族内で起こる殺人事件が実はあるキーワードで繋がっていた?!
二重三重に仕掛けられた謎、ひねりにひねった展開で謎解き好きにはたまらない1冊!

・日常の謎解きなら、石持浅海「Rのつく月には気をつけよう」(祥伝社)も面白い。グルメミステリーです。
・ヒッチコック監督の作品は「見知らぬ乗客」が面白かったですよ。

などなど、それぞれに気になったミステリー作品を紹介して頂きました!
おとぎ話がミステリー仕立てになっていたなんて!?結構衝撃!
昔話・おとぎ話をちょっと突っ込んで読んでみたくなりました。
そういえば、アメリカで「グリム」というドラマが人気。こ
れもグリム童話からヒントを得た、警察ミステリードラマ。
意外に童話ってミステリーのヒントになっているのかも・・・・?
今後も「ミステリー小説を楽しむ会」は続けま~す。

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