第29回内田樹読書会レポート

9月24日(木)に第29回内田樹読書会を行いました。
課題図書は「紋切型社会」武田砂鉄。ちょっと変わったものが読みたいということで選書。
男性2人、女性6人、初参加の方も含め、合計8人で語り合いました。今回は脱線に次ぐ脱線!ある意味とても盛り上った会でした!

★本の感想 賛否両論です!
●この本は面白かった!が・・
・考えさせられた。
・分析してゆくと問題はあるかも!
・回りくどい言い方は気になった。頭にすんなりと入ってこなかった。
・どこかで聞いたような内容だったが、全体的には分かりやすかった。
・ただ、語り口調に賛否。好みの問題。
・もう少し簡潔にまとめて頂けると良いかな~。
・この著者はたくさん本を読んでいると感じた。
・自分に言いたいことをどんどん語っていて、収める気が無いし、綺麗にまとめる気もない。さらに落としどころがない感じがした。でもそこが面白い!
・少し難しかった。大人に対して、挑戦状をたたきつけられている感じ。いつもいい感じで流してしまう大人。もっとちゃんと考えないと、と思った。

●気になる章に触れてみました!
〈13章 うちの会社としては なぜ一度会社に持ち帰るのか〉
・ドラえもんのジャイアンとスネ夫。ジャイアンはアメリカ的、スネ夫が日本人的。一番憎まれて一番つらい立場。日本人がテロリストに狙われるならスネ夫的立場になった時だと思った。
〈1章 乙武君 障害は最適化して伝えられる〉
・乙武君を見た時の著者の母親が言ったセリフが面白かった。
・同じ年なのに、川田龍平氏は川田さんで、乙武君はいつまでたっても乙武君って呼ばれるのは・・・?(大議論!)
・24時間テレビ企画の著者の妄想会議のくだりを読んだら、多分そういうことだろうなあと思った。かなりリアルな妄想会議だ!
(ここで、24時間テレビと27時間テレビについて脱線!このテレビを視ていない人の多さに驚いた!)
〈10章 なるほど、わかりやすいです。 認め合う「ほぼ日」的言葉遣い〉
・ほぼ日は‘いいね’という承認。この章では、議論することで違う論点が見えてくる。
と言っているのではないか?承認だけでは新しいものが見えてこないのでは?
・新しいものを見ようと訴えかけている。
〈5章 若い人は本当の貧しさを知らない 老害論客を上手に捌く方法〉
・若い人は本当の貧しさを知らないと言い切るのではなく、もっと言葉で若い人たちを説得するべきではないかと思う。
・その時代を知っている人は減ってきているのだから、貧しい時代を(過去)美化する傾向にあると思う。
・承認する人がいないから好き勝手を言っているように感じる。
〈7章 あなたにとって演じるとは?「情熱大陸」化する日本〉
・日曜日の夜放送される「情熱大陸」は本当にサラリーマンにとってサプリメント的役割を担っているのかな?
・「ザ・ノンフィクション」の方がリアルで面白いと思う。見てみたい。
・昔NHKで放送されていた「プロジェクトⅩ」は中年のおじさんたちに元気を与えていました。それが今は「情熱大陸」なのでは?
・日曜日「サザエさん」を視ると否が応でも明日が月曜日と思い知らされるから視ない。
「サザエさん」が悪い訳じゃないけれど・・・。
・「情熱大陸」で本が紹介されると凄く反響がありますよ!
・それをいうなら、マツコ・デラックスが凄い!
・「マツコの知らない世界」で紹介された辞典なんか売れました!「世界で一番美しい元素図鑑」もですよね!
〈14章 ずっとすきだったんだぜ 語尾はコスプレである。〉
・これからネーミングに使うべきは「だぜ」を推奨。POPの語尾には「だぜ」を入れてみよう!

●さらにこの本について語るなら・・・・?
・みなさん読むのに苦労した様子。この本を読み解くなら、まず結論を読んでから中身を読んでみる。分析的な読み方をおススメ。
・この書き化方はブログやネットで使われる方法だと思いました。
・この本は読みやすいなと思ったら、造本は加藤賢策氏。とても優れたデザインだと思った。
・この本は語り口調が好きか嫌いかで別れると思う。批評じゃなく書評だと思う。情報量が多いし、自分の感想で紋切しているのではないか?文句があるなら言ってみろ的な喧嘩腰、一方的にディベートしている、言葉遊び的な感じもするがそれが妙に面白い。
・この口調、延々と続くと耐えられないけれど、1章が10ページくらいで終わっていて、それがちょうど良く、イライラせずに次の章も読んでみようという気になる。
・この本は中身については議論できないかも。
・でも次の本が楽しみです。

今回はこの本の中に出てくるキーワードで脱線しまくりでした。特に24時間テレビ、村上春樹論など独自な目線で話しました。
ところで・・・・
〈4章禿同 良記事 検索予測なんて超えられる〉の「禿同」って何?
はげしく同意っていう意味ですって、知っていました?
知らなかった~!
などなど、ネット用語でしばらくザワザワ・・・・。
おばちゃんはついていけないよ~。

次回10月のテーマ本は、内田先生の新刊で「日本霊性論」で語りあいます!

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