死者の不在を祈るように埋めていく、喪失と再生の物語。彩瀬まる『やがて海へと届く』

彩瀬まるさんの新刊が出ました。
表紙も素敵ですね~~(*´ω`*) 
彩瀬まるさん、新作を読む度に「すごいなー」って思います。出る度に「すごいなー」の度合いがどんどん上がっていくのです。
この作品も間違いありません。
「喪失と再生」というとカンタンに思えてしまいますが、心の一番奥にある絶望の底はそうカンタンではありません。だからこそ響くのでしょう。

そしてこの作品と合わせて、東北新幹線で旅する人々を描いた『桜の下で待っている』、「あの日」からの福島を描くノンフィクション『暗い夜、星を数えて』も開いて欲しいと思います。
彩瀬まるさんでなければこの本は書けなかったと分かるはずです・・・。


yagateumiheto

地震の前日、すみれは遠野くんに「最近忙しかったから、ちょっと息抜きに出かけてくるね」と伝えたらしい。
そして、そのまま行方がわからなくなった――(本文より)

すみれが消息を絶ったあの日から三年。
真奈の働くホテルのダイニングバーに現れた、親友のかつての恋人、遠野敦。
彼はすみれと住んでいた部屋を引き払い、彼女の荷物を処分しようと思う、と言い出す。
親友を亡き人として扱う遠野を許せず反発する真奈は、どれだけ時が経っても自分だけは暗い死の淵を彷徨う彼女と繋がっていたいと、悼み悲しみ続けるが――。

■やがて海へと届く
著者: 彩瀬まる
出版社: 講談社
価格: ¥1,500(税別)
ISBN: 9784062199254
発売日: 2016年2月

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『やがて海へと届く』 彩瀬まる 講談社 ¥1,500(税別) ISBN:9784062199254

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