第6回カラコロ夕刻読書会 レポート

10月17日(土)午後7時半より、閉店後の今井書店殿町店にて「第6回カラコロ夕刻読書会」を行いました。
男性4人、女性12人の計16人の方にご参加頂きました。
今回は初参加の女性がお二人です。また、前回に続き店頭スタッフが二人参加してくれました。
今回も本に関する議題をカードに書いていただき、その中から興味を惹かれた議題について語り合うというスタイルをとりました。
最近松江にオープンしたばかりのコンビニのおいしいドーナツを食しながらのトーク。
秋も深まる頃、楽しいひと時となりました。

では内容をピックアップして紹介。

カード【中国(China)の書店事情】
・中国に行ったことのある人?ほぼ全員挙手?お~凄いですね。
・中国珠海市(マカオの隣)で一番大きな書店「リード・ゾーン」を視に行きました。
・日本と変わらない。
・外観はおしゃれでかっこいい。内装は壁面が高い、まるで図書館のような書店
・ここでは立ち読みではなく座り読み。(床にぺたんと座って読んでいる)
・日本の作家で中国でも大人気なのは、村上春樹、その隣に宮部みゆき。湊かなえ、東野圭吾も人気が高い。トットちゃんは大人気。アメリカ政治もあり、田中角栄(日中国交回復したから?)の本も、ベストセラー「21世紀の資本」も積んであった。
でも漫画と語学の本なぜか置いていなかった。
・子供コーナーはほぼ無法地帯と化している・・・。
・ミネラルウオーターはやっぱり安い(日本円で20円くらい)でも輸入物の(ヴォルビック)などはちょっと高め。日本円で300円。(やっぱり本物は高いんだね!?)
・モレスキンなどの高級文具も扱っていたが、高いイメージ。
全体的な感想は、そんなに対日、嫌日という感じはありませんでした。

カード【子供の頃に読んだ本】
・ズッコケ3人組シリーズ、ハリー・ポッターシリーズ。
・ズッコケシリーズの3人が中年のおじさんになっているバージョンもあり驚いた!
・幼稚園の時に絵本にはまっていた。絵本を読みたいがために必至でひらがなを覚えていたことを鮮明に記憶している。小学校になったらちょっと本から離れた。
・「オンネリとアンネリのおうち」マリヤッタ・クレンニエミ作、発行はプチグラパブリッシング。オンネリとアンネリがおしゃれな家をゆずってもらい、そこで暮らすお話。その家に憧れた。
とっても可愛いファンタジーですよ。
・シンデレラとか白雪姫とかお姫様ものが好きだった。
・イラストは、高橋真琴さん?当時のお姫さまもののイラストはほぼ、高橋さんの作品。その絵の綺麗さにうっとりした。
今ではイラスト集が出ていて、40代後半から50代の女性に受けている。やはり懐かしいのかな。
・今はディズニープリンセス。中学校の図書館にもある。
・自分の子どもは「東海道中膝栗毛」を読んでいた。(一同渋い!どんな小学生だったのかな?)
・短いのが読みやすかったので「ショート・ショートストーリー」的な本。
・かいけつゾロリシリーズを読んでいた。
・今でも子どもたちに大人気。最近は付録がついています。バッヂやフィギュアなど!
・ぐりとぐら、14匹シリーズ。とにかく淡い色使いに癒された。
・少年ジャンプの包丁人味平、東大一直線など。(いきなり漫画登場!?)
・女性に聞きます!子どもの頃に読んだ漫画は、りぼん?それともなかよし?半々くらい。
・リアルタイムで「キャンディ・キャンディ」読んでいた人?それ言うと年がばれます~。
・りぼんは一条ゆかりの「砂の城」が連載されていたとき。誰も知りませんね・・・。
・ではでは週刊マーガレットで連載されていた、バレエ漫画「SWAN」を御存知?
知らない・・・あらら・・・。これまた年がばれますな~。
・男性陣は?ボンボン、コロコロ?ジャンプこの3つに分かれていましたね。
・ボンボンは少数派でしたね。
(子どもの頃の漫画の話はつきませんが・・・この辺で・・・・・。)

カード【おススメの本を語りたい】
・「村上さんのところ」「職業としての小説家」の2冊を読んで村上春樹ファンになりました。村上さんて正直で誠実な方だなと思いました。
・やっぱりここでも村上春樹さんを読む人挙手願います!  え!?2人??
意外と読まないんだ・・・。
・あんなに売れているのに・・・誰が読んでいるんだろう?
・お薦めの本は「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」。一番面白いです。
・どうしたら、村上主義者になれる?
・ストーリーだけ単純に追うと、それで何?オチのない話が多くて、お薦めするのに苦労する。だから無理して読まなくても良いと思いますよ。
・その話題の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」の単行本を今日、ブクブク交換で手に入れましたよ~。(えええ~すごい!ざわざわ~。みな羨ましそう!)
分厚いので重いですけどね~。
・赤毛のアンシリーズもおすすめです。最初の方より後半の作品が好きです。
・「アンのともだち」はアンが主人公ではなく、100年前のカナダの人たちの小話がたくさん出てきて面白いです。
・訳した人は結構いますが、やはり村岡花子さんの訳が一番良いです。
・映画にもなりましたね。映画がきっかけでシリーズを全部読みました。

カード【出版界のワイセツは、2008年までワイセツだった?】
・戦後、イギリス文学、D・H・ロレンス著「チャタレイ夫人の恋人」を翻訳家・伊藤整が過激な性描写があると知りつつ翻訳して出版。しかし刑法第175条に違反したとして起訴された。その後ワイセツ描写をいっさい削除して出版された。2008年にやっと「わいせつではない」と言うことで覆った。それまでにいくつもの出版物がワイセツかどうか微妙なラインで出版されたはずなのに「チャタレイ夫人~」は2008年まで一度も覆ることがなかった。いったいワイセツって何?と調べていたら気になってしまい深入りして調べた。
・ワイセツって言っている人がいるの?
・警察?
・読みたくなかったら、読まなきゃ良いと思いますけど・・・。
・ワイセツ以外にも過激な描写でU-15とかU-18とか指定される映画もあります。本も結構問題になる。「バトル・ロワイヤル」は同級生が殺し合う話だからかなり問題視された。
・最近の漫画はもっと凄い描写があると思いますが・・・血みどろ系の「神様のいうとおり」が映画化された。「人狼ゲーム」も結構凄いです。
・血みどろ系はやめましょう!漫画を読むのだったら「ROOKIES」がおススメです。
ドラマ見たらはまってしまいました。野球部の不良高校生が熱血先生と出会い、甲子園を目指す話。先生が生徒に語る言葉がいちいち胸にささり泣けます!
・「ROOKIES」だったら「キャプテン」もでしょ?サッカー漫画もあります。

カード【帯について】
・本の帯って捨てる派ですか?とっておく派ですか?
・帯によるかな・・・。
・気に入った帯はとっておく、好きな作家がコメントしていたらとっておきます。
・新刊の帯は編集者が考えることが多いので、売りたい文言が入っていることが多いです。それにつられて買っちゃうとな~んだってことになる可能性が・・無きにしも非ず。
・帯を変えて売れ行きが倍になっちゃう本もあるし。「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」という文庫がそうです。帯の効果で売れています。
・帯ってすごく大事。とれないようにテープで留めています。
・帯が欲しくて本を買う場合もあります!
・最近の帯はカバーみたいになっているものも。映像化されるとそういう帯に変更されます。映像化によってカバーを変えるのではなく、カバーみたいな帯を巻くという現象が起こっています。(例:文庫「探偵の探偵」の帯はカバーみたいなドラマ用帯を使用。参加者さんの反応が凄かった。ほぼカバーですよね?微妙に大きさが違う!)

カード【ホラー小説】
・新潮文庫「残穢 ざんえ」(小野不由美著)が映画化です。非常にリアルでドキュメンタリータッチなホラー小説。読んだ後怖いシーンを思い出すので、真っ暗では眠れなくなりました。あと光文社文庫「祝山」(加門七海著)は、著者が本当に体験したことが小説になっている。廃墟で肝試しをした著者の友人が、肝試しの後から壊れていく。これはリアルな話がベースなのでほんとに怖かった。読む勇気があればぜひ!でももうやめます!

カード【右左あなたはどっち?、店内でファッションショー、図書館でも本屋でも】
・書店のフェアで右左(右翼?左翼?)はOKなのか?政治的なフェアは良いと思う。
・店内のメイン通路でファッションショーをしたらどう思う?(色々な事をしたいと思って・・・。)
・それは面白いと思います。
・ある県のある複合施設に図書館と書店が横並びにオープン。それが店頭でも出来るかな?
・土日のイマショは車が多くてなかなかは入れないから図書館に行くけれど、図書館の駐車場はガラガラ。本を読みたいニーズがあるのに、無料の図書館には行かないのか?図書館は敷居が高くて入りづらいのか?じゃあ、イマショの中に図書館が入っちゃえばいいのにと時々思いますよ。
・それは今、指定管理の問題会がある。目的がある人には図書館は良いけれど、目的が無い人はちょっと辛い。その点、本屋は目的がなくてぶらついていても、新作情報や色々な情報がゲットできる。その違い。図書館も今はPOPをつけている。お互いにいいところを出し合えば共存できるかな?書店は今、リファレンスに力を入れるということもある。お客様から問い合わせを受けた時、どこまで対応できるか、書店人の力が試されている。
書店と図書館がボーダーレスになると面白いと思う。
・図書館で人気の本は何人待ち?「火花」は確か100人くらい待ち!?
・ファッションショーはやる方向で!本のファッションショー!表紙だけ持って歩く!
・それに服を合わせる?秋の装いとか!
・イケメンゴリラの写真集をかっこいい人が持って歩く!
・イケ本ファッションショー。コスプレとか(たとえば警察小説をもって警察官のコスプレをするとか?)
・本の世界観を服で表現するとか!
・ハロウィンに絵本のコーナーにゾンビ出没してみるとか・・・・ノー告知で!
・ゾンビがレジを打つ!!!!?行きたくなりますよ!そんなのがあるとちょいちょい行きたくなります。だれかツイッターするとか・・・!?
(もう話がつきません!この辺で時間切れとなりました!)

今回は一番のってきたところで時間切れとなってしまいました!残念!!楽しい時間を惜しみつつ、次回12月の 『カラコロ夕刻読書会』に繋ぎたいと思います。

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