第13回内田樹部部会レポート

4月16日(水)に、第13回内田樹読書会を行いました。
テーマ本は、前回に引き続き「日本辺境論」。
前回は参加者の皆さん語り足りず、今回は語りつくして頂きました!!
男性5人、女性4人の計9人でとことん語り合いました。やはり!脱線・・・!

●それではエッセンスを少しご紹介。

★みなさん、どの「章」が気に入ったのでしょうか?
挙手をお願いします。(重複OKですよ)
・第1章「日本人は辺境人である」→3人
・第2章「辺境人の学びは効率がいい」→3人
・第3章「機の思想」→4人
・第4章「辺境人は日本語と共に」→2人

★まず一番多かった「第3章 機の思想」から
・全部が瞬時に起こるという・・例えると川があって、橋がかかるのではなくて、全部が同時多発的に起こるんじゃないか?
「機の思想」にその感覚と同じことが書いてある!と思った。
・しゃべることによって、場にふさわしい自分が培われるような
・考えちゃダメなんだよ
・「機の思想」の章はなんか難しいんだよね。
・意識・神経の世界というか、0.5秒の反応で動く。考えていると1秒の遅れをとっているという!?
・作業が自動化。ロボット化する結果、生きている実感が無くなんじゃないかな?

★『学ぶ力の劣化』
・西洋哲学人と日本人は違う。
・辺境の伝統文化の喪失という言葉にぐっときた!
・合理的になり過ぎている感が書いてあるのかなと・・・・。
・みなさん、京大総長 澤柳政太郎の言葉を知っていますか?
「知らないのは恥ではない、知ろうとしないことが恥である」
・学ぶ力=先駆的に知る力?→学ぶ力よりも奥行があるような気がする。
・「~道」わからないけど、面白かった。「~道」ってよく使いますね。
・なかなかストンとおちてこなかった。

★『霊的成熟』はどうなったのか?
・霊的成熟は、辺境人には????
・結局、またいつもの如く、結論がでていないのではないか(笑)
・辺境人は救われるか?救われないんじゃないの?
・時間、勝ち負けを問わない。霊的成熟は遅れても出来るはず。
・禅問答を続けていくうちに、ある日ふと突然、悟るけど、これはほっておくと消えるそうな。
・大風呂敷を広げないというか、大きな物語にしないで途中から趣味の話に逃げたような章じゃない?はじめから解決策を示そうとしていないというか。
・「学ぶ力」について違う本でも書いておられますが、「大学教育の目的」は、その人の人生を幸せにすることが目的と。

★再び『学びについて』
・大学の先生は、「教える」教育を受けているわけではない。その道のスペシャリストや研究者なら教育心理学を学んでいなくても講師になれる。
・学ぶことの意味を知らずに学んでいる人が大多数じゃないか?
・「学ぶ」ことで何かいいことがあるんじゃないかと学んでいる。何のいいことかはわかりませんが・・・
・勉強しなかったらまずいことになるんじゃないかと、勉強したクチです。
・まんべんなく学ぶことや教養としてざっくり勉強するより、今の社会では好きなものをとことんやった方がメリットがあるし、食っていける。
・ 大学現場は「ノウハウを育てる場所」
・たとえばですが・・・哲学を学んでどんな商業につけるのか?怖いことに純粋に学んでいる人ほど、高学歴ワーキングプアに???
・哲学者のエリック・ホッファーなんかは、港湾労働をしながら、好奇心の赴くまま本を書いていた。

★「第1章」について
・P58「邪馬台国論争」どこにあるのか?ここのところは面白かった。で、何処だと思います?(脱線)
・日本はどういう国と聞かれて・・・「そこそこの国」上手い!
・場の空気で物事を決めるって、戦争もですよ!それって??
・日本人は責任をとりたくないんです。だって失敗するとセカンドチャンスが無いから。犯罪を犯して罪を償っても、世間様が許さない。世間様って誰?1度でも失敗すると再デヴューはできない。日本社会の欠点!
・それこそ武士道なんですよ。「お天道様が見ている」って
・この本「‘‘‘‘‘‘‘」が他の本より多いと思いませんでした?これってメタメッセージかな?
・自分が上位者なのかどうかのポジション争いとして、話の腰を折って「あのね」「だから」とを挟む・・・なんで書いていらっしゃいますが
・・先生もこの本で使ってますよね(笑)

★さらにさらに脱線!
・人間、楽になれば失われるものは多いと思います。ケータイなんて最たるもの。
・スマホの功と罪といいますが、地図が読めない女子には大いにメリットありますよ!地図が読めない女(笑)男性は距離や方角といった磁石で動く生き物。女性は目印で場所を探すんです!何百メーター先、西とかいらない。次に何が見えるか言って欲しい。
・いやいや、日本人なんて、楽な解決法を見つけることには勤勉な生き物なんですよ。

 

 

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