第39回内田樹読書会レポート

7月27日(水)に第39回内田樹読書会を行いました。
課題図書は「困難な結婚」。今回は男性4人、女性6人、合計10人で語り合いました。課題図書のせいか、男性陣は妙に無口になり、ほぼ女子会っぽいムードの中、結婚というテーマについて様々な角度から話してみました。

★「困難な結婚」の全体的な感想は?
・結婚に対し、もう少しふわっとした気持ちを持って夢を抱いていたかった。
・結婚してみないとわからない。
・まんまと乗せられた!!
・結婚は誰とでも出来るということで、気が楽になった。ハードルが下がった。
・結婚って、一回はした方が良いと思いますが、他人と一緒に暮らすのはダメという人には向かない。

★夫婦関係(生活)について(興味津々。この際だから聞いちゃえ!!!)
・夫が読んだ「困難な結婚」を妻に見つかり怒られた。「困難な結婚」、妻はわざと夫に見せつけるように放置。⇒常に責められるのは夫という前提か?
・誰かのエッセイの中で、「妻が怒ったとき夫はどうするか」で、災難だと思ってやり過ごす。ブレーキの壊れた機関車だと思え・・・とあったが・・・
・そういう時は、夫が妻にあやまりながら共感を示す。
・結婚されている人に聞きたい・・・(未婚の女性) 妻が夫を怒りまくるってどういうこと?意味がわからない。不思議。
・それは相手によると思う。妻が言いやすい夫ならばそういうこともあるかも。どっちがリーダーなのかで決まる?経済的有利な方が強いと思う。でも同等の立場なら妻の方が夫よりもきつくなるのはわかる。
・信頼関係があるから、妻は安心して夫に文句が言えるのでは?夫に甘えるという感じなのではと思っていたけれど・・・?
・それは違う!妻が怒ると本当に恐い・・・・と思います・・・。
・でも喧嘩の度にこれで終わりか・・・という気持ちは男性にはない。
・女性はどこかで突如豹変するって感じです!
・女性は正しいと思うことを他人におしつける感じ。男性はそれになるべく合わせようとするけど。相手の人に対する気持ちっていうのは、そういうことで変わるものじゃないと思う。
・テレビで夫の行動で妻が突然豹変したエピソードの再現ドラマを放送していました。
妻に頼まれたものを買ってきたまでは良い。でもその後、妻が突如豹変!!!
なぜか?夫が買ってきたものを冷蔵庫に入れなかったから。
・そんなささいなこと。冷蔵庫に入れてくださいっていえばいいと思うけど。
・言わなくても気づけよって話だと思います。
・何故?妻は夫をコントロール(例えば教育、あるいはカスタマイズ)しようとする?
 意味がわからない。夫は夫の人格があり、妻は妻の人格がある。お互いを尊重しあえばいい事なのにといつも思う。
・男性の方がきちんとしていないから?でもこれやったら妻に怒られるから、ちゃんとやっておこうって思いますよ。
・それって奥さんにカスタマイズされたからだと思います。(恐怖政治的に!?)
・それは、家庭内ルールとか、共同生活上のルールにおいて、観点の違いをどうすりあわせするか?という問題。
・夫の方がきちんとした人だったら、妻をカスタマイズしてくると思いますよ。
・ある意味、女性の方がきちんとしているということでは?
・でも、いちがいに女性が男性をカスタマイズするっていうことでもないですね。
・女性が振りかざすのは正義。正しい事を言い通そうとする。幸福と正義はイコールだと考えすぎだと思います。
・女性は子ども育てるという大きな仕事があるから、あまりいい加減ことはしていられないと言う厳しさがあるのかな?
・男性から見ると正義でも何でもない。独善、我儘、客観性を感じられない。
・俺たちの事を少しはわかってくれよって思う。
・子供が巣立ったあと夫婦二人になった時のために、それまでに開いた距離を縮める準備をした方が良いと思います。夫婦二人で楽しく過ごせるように、コミュニケーションのとり方が大事かなあと思いました。

★いかにして結婚相手を決めるのか?
・恋愛?見合い?本書では「佐分利信プロジェクト」は無駄に終わったようだが・・。
・結婚は好きかどうかでなく、一緒にいられるかどうかが重要だと思います。
・あなたにぴったりと言って紹介される人があなたの評価とイコール。ちょっと悲しい。
・結婚相談所に登録して自分の評価を見るっていう手もある。
・「佐分利信」プロジェクトには女性の参加希望が非常に多かったのに、全部だめに終わった。
・それはやはり思っていることとあまりにも違いがあり過ぎたからですかね?
・相手に対する条件が高いと出会えないって書いてあったと思う。
・男性を惹きつける方法⇒とにかく褒める。具体的に褒める。あなたには才能があると言う。身体的魅力(筋肉?骨格?)にも迫るけどちょっとひかれるかな~。
・女性を惹きつける方法⇒話を聞いて「わかるよ」と共感してあげる。
・結婚を決める前に二人で海外旅行へ行く。わざと困難な場所へ行き、どうなるか試す。
・成田離婚ってそれが無かったから・・・?(結婚への夢のハードルが高過ぎ。)
・女性が男性に我慢できなくなる。その逆はあまりない。
・人間の長い歴史の中で「恋愛」って重要なものなのでしょうか?
・今が平和だから恋愛とか結婚とかで悩むのでは?危機的状況の中だったらとりあえず結婚っていう選択だと思います。
・相手を見つけるのは昂揚感のある時が良いのでは?(例:スポーツ観戦など)
・条件に左右されて結婚していいのか?何を信じたらいいのかわからなくなってしまった。
・結婚したいと思った時にこの人ならいいかなという人が現れたら、その時の自分の気持ちに正直になればいいのではないかと思います。

★結婚はリスクヘッジ(危機回避)?またはセイフティネット?
・例えば、ニュースを見ていてそれについて一緒に話あえる人がいると良いなと思いました。
・女性の場合は共感を求めるけど、男性は社会的問題を話したがる。
・そうですよね!その経験あります。(延々とニュースソースを語られました。)
・女性だけのほうが「そうだねえ」と毎日共感しあえるわけだから良いなと思う。そこに男性が入ると微妙・・・・。
・夫婦じゃなくて、ルームシェアが良い?仲の良い友達と一緒に暮らす的な?
・でも体が弱ったりしたとき誰が面倒を看てくれるのか?
・50歳を過ぎて独身だと、どうしてもリスクヘッジを考えてしまう。
・誰とでも結婚は出来るって内田先生は言っておられます。
・家庭とか子どもとか欲しいと思いますが、今のリズムが大事です。

★総括は?
・この本の主旨って、1、結婚相手の見つけ方・2、結婚生活・3、社会制度について書いてあるが、ほとんどが「結婚生活」についての話でしたね。総じていうなら「出会いの話」だと思いますが、見事にスルーでした。
・結婚生活にみなさん興味津々でした。
・さらに「本当は怖い結婚の話」的なとってもとってもシビアな話も出ましたし・・・。
・何だか、結婚は幻想が大事なのかなと思ってしまいました。
・でも幻想はいらないって話ですよ。この本ではね。
・結婚の幻想を抱き続けられるのは男性だけであって、女性は抱き続けられない。
・ピンポ~ン!!!その通りです。
・男の人の方がロマンチストなんですかね・・・。

女性はマシンガントーク連発で、脱線しまくりでした。結婚という形にあまりこだわらなくなり、
一生独身でもいいかなと思う人が増えてきた今日この頃・・・。この本はそれでも「結婚しようよ」と背中を押してくれるような気がしました。男性の本音もちょっぴり聞けたし、とても有意義な読書会でした。
次回はいよいよ40回目に突入です!

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