第44回内田樹読書会レポート

12月21日(水)に第44回内田樹読書会を行いました。
課題図書は白井聡さんと内田樹さん対談の「属国民主主義論」。今回は男性5人、女性2人、合計7人、久しぶりの内田先生の本で語りあいました!!

★課題図書 白井聡/内田樹『属国民主主義論』東洋経済新報社 ¥1,600(税別)

それではトピックスです!

第1章:さらに属国化する日本の民主主義
★アメリカの属国のようになっている日本ですが、トランプ政権になったらどうなるのか?
・トランプが大統領になったらさらにその傾向は加速!?
・田中角栄元総理は、アメリカに無断で日中国交回復を行ってロッキード事件で撃沈させられたという過去がある。
・トランプ政権にとって「アメリカ・ファースト」。
・日本へは「自分の国は自分で守れ」と言っているから、もしかしたら本当にそうなるかも知れない。
自分の国さえよければよその国は勝手にやってくれ!とは言っていられない。紛争もあるし沈静化するためにはやはり世界の協力が必要だと思う。
・日本はアメリカの属国でダメだと言っているけれど、世界の国のどこがちゃんとしている?と疑問。
・第1章は、二人して日本を貶めている感じが否めない。
・日本を属国にすることでアメリカのメリットって何?
米中危機に墜ちいった時、アメリカ本土を決戦の舞台にしたくない?もしかすると日本は米中決戦の舞台するため?かも知れない。
・第1章は読むと落ち込んだので、これ以上議論したくないです。

第2章:帝国化する国民国家と霊性
・グローバル化とローカル化が交互にやってくる。
・日本もその歴史の繰り返し。1000年前は中国化=グローバル化だった。(漢文化を取り入れた。)
・江戸時代はローカル化の極致。歴史をそういう観点から視ていることが面白かった。
(日本辺境論でも語られている。)
・今後はトランプさん次第かな?
・天皇がアメリカにすり替わったという表現、意味が分からなかった。

第3章:コスパ化する民主主義と消費社会
・この章で特に面白い箇所が、「おカネを使うことだけが生きている実感」。
・おカネのない栗原君は彼女とショッピングモールに行っても買い物しない。それを不思議に思った彼女は「どうして買い物しないの?」と聞いた「お金がないから」と答えると「どうしてお金がないの?」「働いてないから」「なんで働かないの?」「働きたくないから」との答えにブチ切れた彼女。その彼女の言葉が衝撃的!「何のために毎日嫌な仕事しているか!?ショッピングモールで買い物をして憂さを晴らすためよ!」・・・。以上のくだりは切実に伝わってきた。
・そのあたり、わかるような、わからないような・・・。
・ショッピングモールは、買い物させるための戦略で購買衝動を刺激するのでしょうね。
・Eテレの番組「カテイカ」で買い物の仕方を特集していました。買い物って欲しいものを買うのではなく、必要なものを買う事だったんだと気づかされました。
・ドラマ「逃げ恥」で「愛の搾取」ってセリフにドキッとした。ブラック企業ってやりがいの搾取だと思った。

第4章:進行する日本社会の幼稚化
★幼稚化する老人について。
・キレる老人?多いような気がする。(今に限ったことではない。)
・今の年配の人は、食生活が充実しているから若く見える。これは別に幼稚化ではない。
・自分の意見に固執し、他人の意見に耳を貸さない、聞かない。これが幼児化。
・比較吟味が出来なくなっている人が多いと思う。⇒こういう人は嫌われる、
・そういう人は、習い事で教養を積んで怒られなさい!と言っている。
・老人ホームへ入所したら、‘人間力’のある面白い人に人気が集まるかも。(頑張ろう~~)
・成功体験しかない人は、認めてあげる。
★大人へのイニシエーション(通過儀礼)
・今なら、就活。
・就活は内をとるためのテクニックが大事。コミュニケーション能力だけで大手企業の内定をとる人が凄いと思います。
・そういう人は神扱いされて、就活を始めた下級生のために大学が講演させる。まだ働いてもないのに。それってとても変だと思う。
・人にすりよる能力だけでいいのかと思う。
・大人=社会人→学生の論理が通じない世界へ入ってゆくことだと思う。
・通過儀礼は特に必要ないと思う。人によって壁が違うから。
・就活は企業にとって都合の人を創出しているのでは?
・会社にはもっと透明性があって欲しいです。
・会社側は賃金分の労働はしてねという感じ。
・子どものころは平等であることを教えられるのに、社会に出て不平等を痛感させられる。ショック。
・白井さんは人間性が大事だって言っています。
・そのわりに冒頭では日本をこきおろしていた。
・矛盾・・・・。

というところで時間切れとなってしまいました。第5章についても話したかった!残念!!

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