第16回カラコロ夕刻読書会 レポート

6月17日(土)午後7時半より、閉店後の今井書店殿町店にて「第16回カラコロ夕刻読書会」を行いました。
男性5人、女性5人の計10人の方がご参加。
今回のテーマは「本の周辺のよもやま話」。こだわりの本を紹介して頂きました!!

では内容をピックアップして紹介!

●テーマ「本の周辺のよもやま話」

・集英社 ジャンプコミック「鬼滅の刃」吾峠呼世晴(6巻まで発売中。)
鬼退治をする少年の話。鬼になってしまった人間は二度と人間には戻れないが、鬼になってしまった少年の妹は兄の呼びかけに答えた。元は人間だった鬼ももとにもどるかも・・・と考えた少年は鬼狩りになることを決意する。鬼に対してもやさしく接する少年に感動!ふだんあまり漫画を読まないけど、これにははまりました!

・長い漫画はハマりそうで怖い。

・角川書店「お菓子とわたし」森村桂。
ケーキに関するエッセイ集 子どもの頃、貧しい生活の中で父が買ってきた500円のケーキ。500円あれば食費が浮くのにと父をとがめた。でも今思うと貧しかったのは父ではなく娘の私の心だったのだ。娘に楽しい思いをさせたいという父の気持ちに気づかなかった。これを読んで涙があふれた。

・小泉喜美子「弁護側の証人」集英社文庫
道尾秀介が誰にも教えたくないミステリー小説と紹介した、凄いミステリー。初版は昭和38年。最近になって文庫で復刊。超どんでん返しミステリー。

・有吉佐和子「悪女について」新潮文庫
ミステリー。殺された女性について27人の人が証言する。その女性について何が本当かウソかわからない。女性は怖いよ・・・。的な意味。芥川龍之介「藪の中」を拡大したような作品。湊かなえ「白雪姫殺人事件」のようなストーリー。

・ホイチョイプロ「東京いい店やれる店」小学館。バブル全盛期の頃のお店の紹介を野球用語で解説した男性のバイブル本。野球のルールがわからないと難しい。

・辻村深月「僕のメジャースプーン」講談社文庫
10歳の男の子、尊敬できる女の子 うさぎが殺されていた。女の子口が聞けない。男の子不思議な力提示ゲームが出来る。犯人に会う。復讐?罰を決める(シニカル)
すごく美しい物語。罪の裁量(さじ加減)を決める物語。読み終わったらこういう提示をするっていう話が出来るのが良いと思う。

・原書房「人はこうして食べるを学ぶ」ウイルソン(英のフードジャーナリスト)
食べることのついて学んだか?学んでない。食については家庭教育くらい。学校では家庭科で習うくらい。好き嫌いは遺伝なのか?子どもへの影響はどうなのか?学ぶことで食べることは変えられる。生まれる前の環境を変えることで生まれた後の好き嫌いが変わってくる。

★しばらく食談義!「給食があって良かったね!」

・白泉社「あるかしら書店」ヨシタケシンスケ
ヨシタケにはまった!ジャケ買い!面白い本屋さんが出てくる。店主がいい味。気に入った本屋さんは「本が降る村」本が降ってくる村。本が地層になっている!?思い切った話。
お墓にある本屋とか・・・。日常の視点を面白くひっくり返してくれるところが好き。
「おしりたんてい」「うんこドリル」子供が喜ぶ下ネタ本が流行り。

・文藝春秋「選択の科学」シーナ・アイエンガー
何かを選ぶとき、選択肢が多いことは果たして幸せなのか?選択するっていうことのヒントが書かれている。尊厳死に関しても自由に決められることが本当に幸せなのか?後悔することもある。(アメリカ人)尊厳死、日本は課題。結婚や就職についても様々な意見交換があった。毎日が選択の瞬間。選択肢が多いと失敗したくないと思う。ネットの評価を気にする。最近、機能と選択が多いな~「不便益」は必要だなと思った。

・幻冬舎「蜜蜂と遠雷」恩田陸
ピアノコンクールに出場するコンテスタントたちのドラマとピアノの音色に酔いしれる。
ピアノ演奏をしているシーンは音が聞こえてくるようだ。登場人物のピアノを弾いているときの描写があまりにも素晴らしくて、思わず涙が出る。それでCDも発売された。読むたびに新しい音楽との出会いで、余韻も残る。音楽だけが描かれている。本屋大賞談義。直木賞と本屋大賞のダブル受賞の凄い本。

・平凡社「結婚」末井昭
W不倫中に他の女性ともつきあったりする凄い人が描いた本。「結婚」って何?はちゃめちゃな人が出てくる。全然共感できないけど、何となく読んでいる。事実は小説よりも奇なりっていう感じの本。「読んだら絶対結婚したくなる本」と紹介してあるけど、それにはツッコミを入れたくなる。でもそういう類の本は結構出ていて赤裸々な展開が強烈です。

色々な本が紹介されました。コミックから小説、さらに強烈なノンフィクションまでこだわりの本だらけでした。次回のカラコロ夕刻読書会は8月です。

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