第24回カラコロ夕刻読書会 レポート

10月20日(土)午後7時より、TONOMACHI63で「第24回カラコロ夕刻読書会」を行いました。男性4人、女性5人の計9人の方が参加。今回はちょっと趣向を凝らし、自分が話したいことをカードに書いてもらい、それについて話し合うという形にしました。

ではトピックです。

カード(1)「思い切り泣ける本を教えて!」
・NHKドラマにもなった「透明なゆりかご」(沖田×華 講談社)。産婦人科医院に看護師としてバイトをした経験をコミック化。命の重さや、家族の絆について描かれ、心を揺さぶられます。
・「みをつくし料理帖シリーズ全10巻」(高田郁 ハルキ文庫)江戸時代、一人の女性が料理人になり、成長してゆく物語。数々の困難にもめげない、主人公・澪のやさしさと芯の強さに心惹かれ、彼女の周りの人たちの人情ドラマにほろりときます。
・「お菓子とわたし」(森村桂 角川文庫)父の買ってくれたケーキの章がとても泣けます。

カード(2)「読んだ本はどうしている?」「文豪小説はなくなってしまうの?」
・新古書店に持って行く。(持って行っても二束三文・・・)
・外資系大手コーヒーショップチェーン店では毎年12月に古本の回収をしている。
・一箱古本市で売る。などなど・・・。
・文豪小説は、一時は夏の文庫フェアからはずされるかもしれない危機に瀕していたが、コミック「文豪ストレイドッグズ」の大ヒットの影響で中高生の間でブームとなった。文豪に興味を持った中高生が競うように「太宰治」「芥川龍之介」「夏目漱石」「中島敦」などを読むようになった。また、表紙カバーにはコミックやアニメのイラストが使用され、中高生にも手に取りやすくなった。最近ではどの版元も文豪小説に力を入れている。

カード(3)「テーマ秋 本でしょ!」
・「ビブリア古書堂」シリーズ8巻目。主人公と語り手の男性が結婚し子供が生まれたという展開になっています。
・「贋作師」(篠田節子 講談社文庫)美術界のタブーに挑んだ傑作。
・「2.43清陰高校男子バレー部 青春編」(壁井ユカコ 集英社)キャラ設定最高!敵役も魅力的、半端なく感情移入できる!
・「一日の言葉一生の言葉」(白井明大 草思社)、「美しい日本語の辞典」(小学館)日本語ってきれいだなと思った2点。秋だから読みたくなる。
・「アンソロジー 捨てる」(大崎梢・近藤史江・柴田よしきほか 文春文庫)テーマ「捨てる」にまつわるミステリーアンソロジー集。ミステリーあり、ホラーあり、家族や恋愛にも踏み込んだ短編集。
・本じゃないけど・・・DVD「映画・シャーロック・ホームズ」。主演はロバート・ダウニー・Jr。アクションが目立っていたけど、原作をきちんとリスペクト。頭がよくて変人というキャラ設定もほぼ原作通り。ベネディクト・カンバーバッチ主演のドラマもあります。
・映画「カメラを止めるな」。面白くない人もいた!?ゾンビ歴15年の強者から言わせると、だいぶ‘マイルド’な映画・・・。ゾンビ映画「ドーン・オブ・ザ・デッド」と比較すると・・・。

カード(4)「嬉しかった!林業本」
・「林業現場人の道具と技」全国林業改良普及協会。林業従事者には衝撃的垂涎の本。危険なため制約の多い林業現場でいかに効率よく、正確に仕事をこなすか?そのためのベテランの技と道具の使い方が具体的に図や写真で詳細に解説されている。
スタイルも北欧風などこだわりがある。最近女性も増えている。
・関連本で、「神去りなあなあ日常」(三浦しをん 徳間文庫)わかき林業従事者の苦悩と葛藤と成長をユーモアたっぷりに描く。映画化された。

カード(5)「私におすすめしてください。」
・「童の神」(今村翔吾 角川春樹事務所) 平安時代に政府に反旗を翻し正義を貫いた「童」たちの戦いを描いた、感動と興奮のエンターティメント。泣けます!
・「谷川俊太郎詩集」(ハルキ文庫)合唱曲が良い!
・「重力と恩寵」シモーヌ・ヴェイユ(ちくま学芸文庫)残されたノートが著者の死後、本となって出版された。自分の思索が自分の預かり知らぬところで世に出るってどうなの?
・「燃えよ、剣」司馬遼太郎(新潮文庫)土方歳三を生に感じられた。

カード(6)地元の空港の出来事。
・地元の空港の2Fにある本棚の選書がすごいらしい。この度閉架することになり、欲しい人に持帰りをしてもらっているらしい。

等々、面白い本の話がたくさん聞けました。

次回のカラコロ夕刻読書会は12月の予定です。

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