相川七瀬さんトークショーレポート

1月にしては少し暖かな2015年1月25日、グループセンター店で相川七瀬さんのトークショー&サイン会を行いました。
相川さんの著書『縁結び 神様が結ぶ赤い糸』の発売を記念して、前作『神結び 日本の聖地をめぐる旅』にも登場される 出雲・万九千神社宮司 錦田剛志さんをお相手にお話いただきました。

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「神話や古事記の世界に魅せられるようになったのは島根を旅してからです」
相川さんが神社や神話の世界に触れるようになったきっかけは、なんと島根!
実は島根の大ファンで、多い時には年に何度も島根を訪れることもあるそうです。

「島根の名所を回っていると、ここは古事記のこういうストーリーがある場所ですよと案内があり、だんだん だんだん読みたくなってきて。
最初はマンガみたいな分かりやすいのから始めて、活字の難しい本に進むと、今度は本当の古事記が読みたくなったんです。
少し読んでは休憩しながら、数年かけて読みました」とおっしゃってました。
神様の名前を覚えるのが、なかなか大変だったそうです。

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昨年の万九千神社の136年ぶりの遷宮にも立ち会われたそうです。
お社が建つ基礎工事の時に中に入って、神様がお入りになる内殿をご覧になったとか。
「二度とこういう経験はないという、貴重な経験をしました」とおっしゃってました。
錦田宮司も、「普段は見ることのできないのに、そのタイミングで出雲を訪れられたのは“縁”ですね。宮司すらなかなか見れないんですよ」と感心なさってました。
「万九千神社は、子供の頃に通っていた氏神様を思い出させるようなホントに小さな神社で、でも、小さいところにもそこに神様の強さ、氏子さんたちの思いが100年分詰まっているんだなぁと思って・・・、あんなに心が温かくなるようなすばらしい遷宮は初めてでした」

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今、全国的にもいろいろな神社で遷宮が続いているそうです。
「遷宮を見せてもらうことが多いのですが、それぞれ神様のキャラクターが異なっているので、見せてもらえる景色も感じさせてもらえる体感も違うんですよ」
本当に貴重な体験をたくさんなさっているんですね!

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今回縁結びの本をお書きになって、「縁ってなんだろう」と改めて深く考えたそうです。
印象的だったのは、「自分を取り巻く人間関係、自分を育ててくれている全てのひとたちとの関わりが、みな“縁”だなとすごく感じました」とおっしゃった一言。
そばにいる人を大事にしたい、感謝したいとしきりに言われてました。

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「相川さんにとって神様とは?」錦田宮司からの質問。
「絶対に揺るがないもの」とおっしゃる相川さんの目には、力強いものが。
「自分にとって中心であって絶対ブレないもの。もしかしたら自分に都合よく祭りあげているのかもしれないけれど、ブレそうになったときに、これは神様から自分に与えられたものだと感じられるとそこには意味がある。だから頑張ってみようと思えるんです」
この一言は、聞いていた私たちもはっとしました。
「実は神様や神様に係る人は女性が多いんですよ。神様と人々の間をつなぐ“なかとりもち”として、今後もますます活躍してください」という錦田宮司の言葉に大きく頷いていらっしゃいました。

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サイン会もたくさんのお客様にご参加いただきました。
普段のサイン会では、サインをもらったお客様はそのままお帰りになる方が多いのですが、今回は最初の方のお客様も最後まで会場に残って、相川さんとの貴重な時間を楽しんでいらっしゃいました。

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山陰のファンの方はもちろんですが、遠くは関東、更には北海道からお越しのお客様もいらっしゃいました! すごい!!私たちスタッフも感激しました!

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こんなに至近距離で会えて、お話出来るなんて、嬉しいですよね~~!

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相川七瀬さん、万九千神社宮司 錦田剛志さん、
今回は貴重なお話をありがとうございました!

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