アメリカ次期大統領候補の若き議員が、教会でまばゆい光に包まれた後、謎の死を遂げた。
町では議員には悪霊がとりついていたとの話があり、事態を重く見た政府はバチカンに調査を依頼。
平賀とロベルトは、以前の奇跡調査の時に一緒に捜査をした、FBI捜査官のビル・サスキンスとともに議員が訪れていた、悪霊を閉じ込めているという噂のゴーストハウスに潜入する。
そこでは政財界の要人しか参加できない秘密の降霊会が開かれていた。
そして、議員の死の原因が判明する。なんと議員は心臓が爆発して死んだというのだ・・・・。
平賀とロベルト、そしてFBI捜査官・ビルは、ゴーストハウスに秘められた謎と、議員の過去を調べ始める・・・。やがて驚愕の事実が!
不気味なゴーストハウス、議員の不可解な死、教会での謎の光・・・・。
あらゆることが心霊現象に見えるのに・・・。
しかし、平賀とロベルトは次々に謎を解明していく!!
今回は平賀の科学の知識がこれでもかと披露されています!
巻を重ねるごとに面白さが増す!「バチカン奇跡調査官」シリーズ。
本作品もとにかく面白い!
ドキドキわくわく、さらに背筋がひんやり!?この面白さ、思う存分堪能してください!
『バチカン奇跡調査官 ラプラスの悪魔』
著者: 藤木稟
出版社:角川書店
価格:¥705(税別)