小玉、激戦へと突き進む!「紅霞後宮物語第七幕」

大人気シリーズ「紅霞後宮物語」も本編は第7作目に突入!
毎回どんな展開になるのかドキドキワクワクで楽しみです。

さて、前回はいよいよ戦になる!小玉は皇帝・文林の
ために戦う覚悟を決める!
というところです。

第七幕は・・・・。

寛と康、二国との戦を強いられることになった宸。
その戦の先頭にたったのは、皇后・小玉。
稀代の戦上手と言われる小玉をもってしても、
簡単に勝てる戦ではない・・・。

寛の鍛え上げられた軍を相手になかなか勝機が見いだせず、
膠着状態に陥っていたのだ。

そんな小玉のもとへ康の密使がやってきた。
その密使は、小玉に和睦の条件として、
‘皇帝文林を倒し、小玉が女帝になるよう’
勧めたのだ。

それを聞いた小玉は、怒り心頭でぶっちぎれた!
「密使を捕え、首をはねよ!」
小玉の大義は、大家と民のためにあるのだ。
自分たち夫婦を侮辱するものは誰であろうと許さないのだ。

そして文林は、小玉のことをただただ心配していた。
自分が送りだしてしまった後悔・・・。
しかし必ず帰ってくると信じている。
小玉のいない後宮では、文林の息子・鴻は、小玉の甥・丙が
面倒を見ていた。
そしてもう一人、明慧の息子・誠も一緒だった。

だが、後宮ではまたもやきな臭い陰謀が渦巻いていた・・・。

様々な思惑の中で、小玉は必死に闘う!
文林の妻として!

そして第8幕へと怒涛の展開が続く!!!!

『紅霞後宮物語 第七幕』
著者:雪村花菜
出版社:KADOKAWA(富士見L文庫)
価格:¥600(税別)