DNA鑑定よりさらに進化?!東野圭吾氏『プラチナデータ』は凄い!

東野圭吾氏の文庫最新刊、『プラチナデータ』(幻冬舎)は、東野先生の経歴が活かされ、ちょっとSFタッチで描かれた、近未来的な警察ミステリー小説。

この作品、二宮和也さん&豊川悦司さんが主演で映画化されます。(公開予定は2013年春頃)

国民の遺伝子情報から犯人を特定するDNA捜査システム・・・。その開発者が殺害された。
この捜査システムを知りつくした有能な科学者・神楽龍平は、システムを使って犯人を突き止めようとする。しかしコンピュータが示したのは、「神楽龍平」彼の名前だった。
この革命的なシステム・・・。しかしその裏には何らかの陰謀が渦巻いている!?
そのカギを握るのは、謎のプログラムともう一人の‘彼’。
果たして神楽は、警察の包囲網をかわし真相にたどりつくことが出来るのか!?
DNA捜査システム・・・。読んでいるとほんとにこんなシステムで捜査が可能になるかも・・。と思えるくらいリアリティがあります。ドキドキしながら読みました!面白いです。映画化にも期待大です。
『プラチナデータ』
著者: 東野圭吾
出版社:幻冬舎
価格:¥724(税別)