新章開幕!「紅霞後宮物語」第9幕

小玉と文林の物語も、第9幕へ突入しました。

8幕では、小玉と文林の宿敵・司馬氏の
追放、その娘・司馬淑妃が息子・鳳に
殺害されるいう前代未聞の事件で、
政敵の粛正に成功したかに見えた。
しかし・・・・。

司馬淑妃の死、その息子・鳳の死。
さらに、小玉と後宮を支え続けた
梅花も亡くなったことで、後宮の規律は
乱れ、皇后・小玉の負担が増えていた。

そんな小玉を支えたのは、紅燕と真桂だ。

司馬氏が追放され、新たな政敵が動き出す
前に、文林の政権を確固たるものにする。
そのために、小玉が育てた鴻を立太子に決める。
しかし、鴻は立太子を承諾しない。
小玉と別れて暮らすことになるからだ。
文林は覚悟を決め、鴻を説得することに・・・。

その陰で、小玉に反旗を翻す妃嬪が現れる。
また、鳳についてのある噂が後宮で囁かれる。

次々と二人に難題が降りかかる。
またぞろ、きな臭い事件が起こる予感が・・・・。

しかし今回のことで、小玉は真の友を得るのだ。

後宮は小玉の敵となるか?味方となるのか?
文林を支えると決めた小玉が新たな絆を紡ぐ!

益々面白くなる、後宮小説の傑作シリーズ!

『紅霞後宮物語 第九幕』
著者:雪村花菜
出版社:富士見L文庫(KADOKAWA)
価格:¥600(税別)