大人気「十二国記」。新潮社版「十二国記」のシリーズ第1弾は『月の影 影の海 上下』です。(表紙が素敵!)
あまりにも普通すぎる、おとなしく目立たない存在の女子高校生・陽子の前に、突如現れたケイキという男。「あなたは私の主、お迎えにまいりました。」ケイキとともに陽子は異世界へと旅立つ。
(新潮文庫版)
第1弾の『月の影 影の海 上下』は、異世界へと連れてこられた陽子が、自分を見つめなおし、弱い自分と闘いつづけ、それでも迷いながら、一人の自立した人間へと成長していく過程が描かれている。
厳しい現実の世界を、異世界という舞台に切り替えることで、よりいっそう生きることの過酷さが際立つ。
しかしその中でも巡りあう人々との温かいふれあいもあり、真の絆とは何かも問われている。
ファンタジー小説として、きめ細かい設定が意表をついていてとにかく面白い!一作目を読みだすとこの世界に入り込んでしまう。
ハリー・ポッターシリーズが世界中を席巻したが、このシリーズはハリー・ポッターシリーズをも凌駕する類稀なる面白さ。
日本を代表するファンタジー小説の傑作。新潮文庫から新装版でいよいよ登場。
新潮社「十二国記」の公式サイトです!
http://www.shinchosha.co.jp/12kokuki/