最新刊です!ズバリ!「竹島」をテーマにした、サスペンス小説です。
ある家で秘かに守られていた一冊の和本・・・。つたない字で書かれた「たけしま一けん」。
黒船来航のわずか十七年前に浜田藩で起こった密貿易についての詳細をつづった和綴じ本。
そこには現在の「竹島」問題の決定打となるある事実が記載されていた!
非常に頭がよく、交渉力もあるが、お金だけしか信じない健哉は、言葉巧みにその和本を老人から預かり、まず外務省へ乗り込んだ。
交渉相手は新人の外務官僚・ことみ。この和本にはいくらの価値があるのか?!民間VS官僚のバトルが始まる。
弱腰の日本を見切り、今度は韓国側へ!そして、中国まで交え、「たけしま一けん」争奪戦が始まった!?
和本に書かれた事実とは!?そして「竹島」はどうなるのか!?
日韓のタブーに切り込んだ意欲作。
『竹島』
著者: 門井慶喜
出版社:実業之日本社
価格:¥1,500(税別)