衝撃のクローズドサークル!第2弾「魔眼の匣の殺人」

前代未聞のクローズドサークルで起こる連続殺人事件の
顛末を描いた「屍人荘の殺人」。
その衝撃も冷めやらぬうちに新たな作品が登場!
「魔眼の匣の殺人」だ。

人里離れた「魔眼の匣」と呼ばれる施設を訪れた
新生ミステリ愛好会の剣崎比留子と葉村譲。
彼らは、班目機関の拠点施設で何が行われいたのか
調べるためにここを訪れた。
過去に、超能力研究が行われていたらしいのだ。

その日は彼らの他に、高校生の男女、ツーリング
途中の若者、派手な装いの女性、頑固そうな男性と
その息子らしい小学生くらいの男の子が、
「魔眼の匣」を訪れていた。

彼らを迎えたのは、この施設で暮らす老女。
預言者と恐れられている。
彼女は訪問者に「あと二日のうちにこの地で
四人死ぬ」と予言した。

そして、外と唯一繋がる橋が燃え落ちた後、
予言が的中するかのように、一人が謎の死を遂げる。

またしても閉じ込められた空間で、訪問者たちは
パニックとなり、死の恐怖が彼らを襲う!
そんな中、訪問者の一人、女子高生が予知能力者
だと告白する。

42時間というタイムリミットで、剣崎らは
生き残ることが出来るのか?
事件の謎を解明できるのか?
不気味な「魔眼の匣」での連続殺人!
そしてまさかのまさかの真相に絶句する!

「屍人荘の殺人」に引けをとらない面白さだ!!!

『魔眼の匣の殺人』
著者:今村昌弘
出版社:東京創元社
価格:¥1,700(税別)