面白すぎる展開!「警視庁53教場」シリーズ最新刊「正義の翼」

「警視庁53教場」は第3弾「聖母の共犯者」が
あまりにも面白すぎた。
第4弾「正義の翼」も期待して読んだところ、
期待以上の面白さで驚愕!!!

平成最後の年、その秋に警視庁捜査一課に
復帰予定の五味。彼にとって最後の教え子
となる学生が入学してきた。

個性的な面々が集まった五味教場。
場長には、父親が国家公務員で正義感
あふれる深川翼を選んだ。

その同じ日の夜、府中市内で交番襲撃事件が発生!
定年間近の警官1人が殺され、五味の教え子が重傷を負った。
警官殺しの犯人を追うとともに、被害者警官の
周辺を捜査する、府中署強行犯係の綾乃たち。
次第に明らかになる真実….。

方や五味教場では、交番襲撃があった日に
場長の深川が学校を脱走したことが発覚。
五味は、深川を追求する。襲撃事件とは
無関係とされたが、五味は深川に違和感を持つ。

五味教場、これまでにない結束の固さ。
だが、この事件をきっかけに綻びが生じてきた。

交番襲撃事件の捜査と、五味教場で
次々と発覚するトラブル。
二つの視点から展開するストーリーは、
これまで五味が経験したことのない、
深くて暗い闇を暴き出してゆく…。

「聖母の共犯者」の面白さを凌駕する第4弾!
シリーズ最高傑作と呼んでも過言ではない!

『正義の翼 警視庁53教場』
著者:吉川英梨
出版社:KADOKAWA(文庫)
価格:¥720(税別)