シリーズ第1作「悪魔と呼ばれた男」が面白過ぎる!

「心霊探偵八雲」シリーズが完結!
八雲ロスに陥っているファンの方々朗報です!
新シリーズ「悪魔と呼ばれた男」が
面白いんです!
絶対に読んで欲しい~。

アメリカで犯罪心理学を学び、
犯罪心理のスペシャリストとして、
警視庁に新たに設立された
特殊犯罪捜査室に呼ばれた、
天海志津香警部補。

天井から吊るされた女性の遺体。
凄惨で残忍な手口、さらに
首の裏には五芒星(ペンタグラム)
の刻印があった。
それは、ここ三年の間に起こった
猟奇殺人事件と酷似していた。
いまだ犯人の目星もつけられない。

天海は、バディとなる阿久津とともに
通称「悪魔」による連続殺人を追うことに。

阿久津は捜査一課のエースで、検挙率NO1。
しかし、謎めいた男で天海を持ってしても
彼の心を容易に読むことができない。
しかも阿久津はなぜか天海が小さい頃
体験した恐ろしい事件を知っているようだった。

次々と起こる連続殺人。
まるで警察をあざ笑うかのように猟奇的だ。
その事件の背後には国政をも揺り動かす
陰謀が潜んでいた。

時系列が入り乱れた場面展開に何度も
ハッとさせられるが、その上手さに
先へ先へと促され、いっきに読んでしまった。

また登場人物は、ほぼ、人間の面を
被った悪魔のようだ。
恐ろしい企ての数々に戦慄する。
誰が本当の悪魔なのか!?

ラストのどんでん返しは圧巻!!

シリーズ2作目「悪魔を殺した男」(講談社)
発売中。(本体価格1,750円)

『悪魔と呼ばれた男』
著者:神永学
出版社:講談社
価格:¥880(税別)