ラストに唖然!長編海外ミステリー「瞳の奥に」

ニューヨークタイムズベストセラー
ランキング1位に輝いたミステリーの
翻訳本「瞳の奥に」が発売中です。

海外大物ミステリ作家からも絶賛の嵐!

一人の男性を巡って起こる二人の女性の愛憎劇!?

一人は男性の妻・アデル。
もう一人は、男性の部下で愛人となるルイーズ。

しかし、ルイーズは妻のアデルとも
友情関係になってしまい、罪悪感を
感じながらも男性との不倫を解消する
ことができず悩み苦しむ。

さらに、女性二人は同じ病気を患っていた。
それは「夜驚症」。一種の精神疾患。

物語はアデルとルイーズ、二人の目線で
語られ、間に「かつて」という章が登場。
それはアデルの過去が語られる。

物語を読み進めると次第に微妙な違和感を感じてくる。
それが何なのか?何が起こっているのか掴み切れない。
何かとんでもない秘密が隠されているような雰囲気が
漂っている。そして、読者は翻弄され続ける。

その微妙な違和感の正体が徐々に明らかになるに
つれ、恐ろしい真実が見え隠れしてくる。

そして、クライマックスは予期せぬ結末どころの
話ではない!言葉では言い表すことのできない
ほどの衝撃が襲う!想像を超えたラストに絶句する!
こんな結末誰が予想できるだろう!?

このラストを創り出した著者の発想力が
凄い!絶対に誰にもわからない!

約500ページ強の大長編、ロマンスが絡んだ
サスペンスミステリー。
しかし、翻訳が非常に良く、アップテンポで
読める。読みだしたら止まらない!

大長編だということを忘れるくらいの
面白さだ。

『瞳の奥に』
著者:サラ・ピンバラ著/佐々木紀子訳
出版社:扶桑社(文庫)
価格:¥1,250(税別)