本の学校今井ブックセンター、はまさきおススメ平台で新たな女刑事特集作りました。

12月から、本の学校今井ブックセンター、イマショミステリー小説探偵・はまさきおすすめ平台で、またまた女刑事特集を始めました。
今度の特色は、女刑事が主人公なのは変わりませんが、女性監察医が主人公の作品も入れています。写真手前の『炎の画策』、『刃の献身』、『骸の回廊』の3点(いずれも著者は柚原瑠璃子、ポプラ社文庫)は若き女性監察医が主人公の作品です。
監察医という仕事を世間に知らしめた、上野正彦先生の監修です。
非常にリアルな警察小説に仕上がっていて、遺体から語られる声を聞き、事件の真相に迫る!という新たな警察小説です。
そして、メインは、桜木紫乃『凍原 北海道警釧路方面本部刑事第一課・松崎比呂』(小学館文庫)です。
戦争を生き抜いた、女性たちの悲しい過去と現在の事件を絡ませて描く、切ない警察小説。
主人公の松崎比呂刑事がものすごく魅力的です。
女性にも読める、女性に読んでいただきたいなと思う警察小説です。
他には、結城充考の『プラ・バロック』(光文社文庫)。
女刑事・クロハが挑む、大量自殺事件。その陰で何かとてつもない悪意が蠢いている・・・。
バーチャルな世界に踊る不気味な影・・・。クロハはおとりとなって悪意に挑む!!日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作です。
そして女刑事・クロハシリーズ第2弾、『エコイック・メモリ』(光文社文庫)は8月の新刊です。
ネット上に突如現れた、ありえない映像。いたずらか、本物か?クロハは期限付きで捜査を任される。
『プラ・バロック』以上の衝撃で、ミステリーファンの心を掴む。
クールなクロハがかっこいいです。
どれも、はまさき一押しです。