女性秘匿捜査官・ハラマキシリーズ、衝撃の完結編

『女性秘匿捜査官・原真希』シリーズがとうとう完結!
面白いシリーズなので、まだまだ続きが読みたい気持ちもあるけど・・・。
で今回もハラマキさんが大活躍!です。


前回の「エリカ」では、背望会のリクルーター・史上最強の犯罪脚本家の正体が明らかになり、逮捕かというところでまたまた取り逃がした、原麻希。
その背後に自分の夫が関係しているのではないかと疑ったままで終わった。
そして今回の「ルビイ」では、夫への疑惑が高まり、とうとうぶちぎれて夫への不満を大爆発させたハラマキ。
そんな二人を冷めた目でみる、娘・菜月。波乱の幕開けだ。
その菜月があろうことか、リクルーターの娘と交流を持っているのではないかと疑い、調査を開始する。
リクルーターの娘が通う学校へと向かった麻希は平日にもかかわらず、校内に誰もいないことに気付く。
気配を残したまま、忽然と姿を消した全校児童たちの行方は・・・?
「スワン」で登場した奈良県警の吾川刑事と、大阪府警のおばちゃんこと嵯峨美玲警部補も登場する。
学校の校長の殺人事件、児童誘拐事件、銃器摘発事件など複数の事件が複雑にからみあいながら、本筋のリクルーターの事件へと繋がってゆく。
また、娘・菜月との確執がさらに深まるり、どん詰まりのハラマキ!またしても暴走?!
しかし、事件の真実を見極めたハラマキに、リクルーターは真の姿をさらすのだった・・・。
今回も手に汗握る怒涛の展開が待っている!読み出したら止まらない衝撃の展開!

 

『ルビイ 女性秘匿捜査官・原麻希』
著者:吉川英梨
出版社:宝島社
価格:¥562(税別)