待ちに待った!腕貫探偵シリーズの最新刊が発売になりました!
タイトルは、『探偵が腕貫を外すとき 腕貫探偵巡回中』です。
新刊刊行を記念して、著者の西澤保彦先生をお呼びして
『西澤保彦さんトーク&サイン会』を開催します。
場所:本の学校今井ブックセンター2F多目的ホール
日時:3月29日(土)午後4時~
入場無料です。上記の新刊をお買い上げの上、お申込みできます。
「腕貫探偵」シリーズについて色々お話して頂きます!
詳細はこちら↓
さてさて、はまさきはこの新刊を読みました。
待ってたよ~腕貫~。と思わず一言。
今回も短編集です。ものすごく面白かったです!
第1話「贖いの顔」は、宅配会社で配送員をしている青年が出会う、恐ろしい出来事。
毎年同じ日、同じ時間に彼が配達するビルで飛び降り自殺が起こる。
近いうちにその日がやっってくる。彼はその恐怖に耐えきれず、会社をやめる
決心を弟に打ち明けている。場所はけっこうお高いハンバーガーショップ。
そこへ、絶世の美女が風変わりな男とやってくる・・・・。
第2話「秘密」は、ある男性が亡くなり、その葬儀にやってきた男。
なんとその男と亡くなった男性の関係は、ありえないものだった!?
不倫の果てに女性を殺した男。しかしその夫は男の代わりに
警察に自首したのだ。なぜ?ずっと心にしまっていた男だったが
抱えきれずに、風変わりな市民サーヴィスの男性に打ち明けてしまう。
第3話「どこまでも停められて」は、孤独で投げやりな生活をしているある男性。
事業は上手くいきお金はある。なので、高価なマンションに引っ越しす。車はないが
不動産屋に頼み込まれ、駐車場は借りた。だが、日々アルコール漬け。
それを心配した友人が、車でも買ったら、酒を飲まなくなるんんじゃない?
と言ったがどこ吹く風。だが、ある日から男性の借りている駐車場に
毎日違う車が停められるようになった。不気味に感じた男性は
友人に相談するが、埒があかない。そんな時、腕貫をした風変わり男性の
もとへふらふらと・・・・・。
第4話「いきちがい」は、~十年まえに学校の校庭に埋めたタイムカプセルを
掘り起し、記念パーティーを開こうと、住吉ユリエが派手なパーティーを企画した。
そのために念の入った招待状をクラスメートに送った。だがその日に集まったのは
数人。当時、担任の先生も呼び派手にお祝いしようとしていたが。
そんなとき、担任の先生を迎えに行ったクラスメートの男性が変死体で見つかった。
それからとんでもない過去に導かれる・・・・
鋭い洞察力で謎を解決する!
我らが腕貫探偵の今回の活躍も鮮やか!!!
そしてこのラストがめちゃめちゃ良いですよ~
腕貫&ユリエのその後はどうなるのか・・・
次回も絶対に楽しみです。
『探偵が腕貫を外すとき 腕貫探偵巡回中』
著者:西澤保彦
出版社:実業之日本社
価格:¥1,200(税別)