仰天ミステリー第2弾ミニフェア開催中!

本の学校今井ブックセンター「はまミス」コーナーにて
昨年に引き続き、「仰天ミステリー」を集めました!

仰天②

仰天①

今年は、少し旧い作品に再び注目!ということで
「11枚のトランプ」泡坂妻夫
「魔術はささやく」宮部みゆき
「悪意」東野圭吾
の3点をメイン展開!
特に、『魔術はささやく』は宮部さんの原点で
関連性のない3つの事件があることで繋がっていた!
いかにして3つの事件が起こったのか?それは
タイトルに意味がある。さらにその事件の真相が
切ない!
また、東野さんの『悪意』は、はまさきが東野作品のなかで
一番最初に読んだ作品。この本を読んだ時の衝撃は
今でも忘れられず、この作品以降東野作品をたくさん読んで
いますが、『悪意』以上の衝撃はまだ感じられないです。
それくらいの面白さです!

あと、赤川次郎さんの処女長編「マリオネットの罠」。
この作品は、赤川さんがユーモアミステリーを描く前の
作品で、赤川さんの意外な一面を知ることが出来る!
本格ミステリーの傑作です。2転3転する展開で驚きます。
ミステリー好きならば、この作品を読んでいないと損します!

岡嶋二人「そして扉が閉ざされた」も面白い!
ある富豪の娘が友人たちと一緒に別荘で過ごしたが、
その夜、事故死してしまう。当時一緒にいた友人たちは、
その娘の遺族の手でシェルターに閉じ込められる!
密室の中で、必死に事件の真相を突き止めてゆく友人たち。
極限状態の中で、疑心暗鬼にかられる。人間の本性が
垣間見られる展開と、真相に驚愕!

そのほか、葉真中顕「ロスト・ケア」、松本清張賞受賞作・
広川純「一応の推定」、貫井徳郎「灰色の虹」、乱歩賞受賞作の
傑作、高野和明「13階段」など、ほんとに仰天するミステリー
ばかりです!