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2017-06-13

島根のてしごとびと

島根県在住の作り手たちの魅力あふれる品々が並びます。自然の素材を使って作り出される作品は、力強さと繊細さを合わせ持ち、見る人の心をいつの時代も引きつけます。
是非ご覧ください。
会期中に、島根の食材を使ったお菓子の販売や、紙漉きのワークショップも開催いたします。

■島根のてしごとびと

日程:2017年6月14日(水)~7月3日(月)
場所:今井書店グループセンター店 青杏+
(松江市田和山町88)


【期間中開催イベント】
◎「焼き菓子屋」さんの焼菓子販売
・開催日時:2017年6月17日(土)14:00 ~ ※無くなり次第終了

とってもおいしい焼き菓子をいつも作られる「焼き菓子屋」さん。
今回、特別に島根の食材を取り入れたお菓子も用意していただけることになりました。
ぜひこの機会にご賞味ください。

◎紙すきワークショップ
・開催日時:2017年6月25日(日)10:30~16:00
・場所:今井書店グループセンター店中庭(悪天候時:青杏+店内)
・参加費:ハガキづくり(2枚分) ¥500 | 風鈴の短冊づくり   ¥1,500
予約不要、会場にて随時受付いたします。
※混雑時は、少しお待ちいただくことがございます。

出雲民藝紙の職人「山野孝弘」さんを講師に迎え、出雲民藝紙のハガキや風鈴の短冊を作ります。
今回、「島根のてしごとびと」にちなんで特別に、天野紺屋さんと樋野由紀子さんの糸を入れ混んだ和紙を漉くことができます。

【島根のてしごとびと紹介】
天野紺屋/安来市 広瀬町
創業1870年。糸染め専門の紺屋として始まり、今も変わらず藍の糸染めをしています。5代目天野尚さんは伝統の糸染めをしながら、青蛙の名前のもと、藍型染をはじめとした作品を製作されています。

出雲民藝紙/松江市八雲町
人間国宝 安部榮四郎が作り出した、美しく強靭な手すき和紙。現在では、孫の安部信一郎さん他職人の方々が作り続けておられます。千年を超えて生きる和紙として、素朴で実用のある作品です。

出雲民藝紙 山野孝弘/松江市八雲町
出雲民藝紙で研修を経て、出雲民藝紙工房職員となられ約10年。新しい発想で、和紙を使った作品を生み出されています。

鍛冶工房 弘光 sabiwabi/安来市広瀬町
江戸時代から続く鍛冶業を代々受け継ぎながら、工芸品を製作されています。素材の持つ力強さと用と美を併せ持つ作品はどれも人の心をハッとさせます。
現在は「sabiwabi」という、若い人にも親しみやすく、より生活に取り入れやすい作品製作にも取り組んでいらっしゃいます。

永見窯/雲南市三刀屋町
土づくりから始まりすべての工程を一人で行う永見さん。
温かい人柄がうかがえる、シンプルでやさしいうつわは、様々な生活シーンになじみます。

樋野由紀子/出雲市
植物の色素で糸を染める草木染、そして手織りで作品を製作されています。
植物のもつ優しい色合いと樋野さんの穏やかさが織り込まれた作品は生活の中に優しい空間を作ってくれます。

森山窯/大田市温泉津町
河井寛次郎さんの弟子として修業され、現在は大田市温泉津町で作陶されている森山窯さん。高い技術をもって生み出されたうつわは、何とも言えない独特の存在感があり多くの人を魅了します。色鮮やかな瑠璃色や呉須釉が美しい作品。

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