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2016-10-11

フタバ印さん訪問記 自然とともに営む暮らし

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島根県雲南市大東町で、自分たちのライフスタイルに合わせて、不耕作・無農薬といった自然農を取り入れた農業を営むフタバ印の妹尾さんご夫婦。
自然の力を生かした畑作りに興味を持つ、グループセンター店スタッフの てんこ・やの・Ymの3人でお邪魔してきました。

◆フタバ印さんの圃場訪問 ふかふかの土のヒミツ

野菜と草が共存した、緑あふれる畑。
その中に枯れた草を敷き詰めた一画がありました。

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草の上を歩いてみると、とても柔らかくてふかふかなことにスタッフ一同驚き!
耕していない土なのに、弾力がありました。

妹尾さん:この圃場は、適度な水分バランスを保てているみたいです。
どこでもこんな風にいくわけではないのですが、たまたま今年ここは柔らかいんです。
今年の夏は、雨がほとんど降っていないのに、こうして土が湿っているんです。

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草をかき分けて見せてくださった土は黒く、他の乾いた土に比べてしっかりと水分を蓄えているのが分かりました。
妹尾さんはたまたまとおっしゃいましたが、これまでの営みがあってこそなのだと感じました。

◆ご自宅を訪問!自然製野菜の甘みたっぷりのおもてなし

ご自宅では「ふたば家」として、予約制で自家製野菜を使ったランチを出されています。
今回、奥様がデザートを用意してくださいました!

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妹尾奥様:やっぱりこうした、ご褒美的なものが欲しくなっちゃうんです。

レシピを教えて頂いたのでご紹介します!

<トマトゼリーレシピ>

(1)トマトを湯むきして煮詰める。(このまま味の調整をするとソースとしても使えます。冷凍もOK)
(2)一晩水でふやかした寒天を鍋に入れ煮溶かす。
(3)(1)のトマトも鍋に入れ水や砂糖、塩で調整。
(4)刻んだミントと一緒に容器に入れて冷蔵庫で固める。

<ビニール袋で作る!ゴーヤの酒かす漬け>
(1)ゴーヤはタテに切り中のワタと種を取り出す。
(2)ビニール袋に酒かす、砂糖、塩、酢を入れる。
(3)(2)にゴーヤを入れて1日1回もむ(冷蔵庫保存)
(4)しな~っとなったら食べごろ

分量は、妹尾さんもその時の感覚でされているそうなので、お好みの味に調整しながら作ってみてください。
どちらもさっぱりとしていて、おやつにも、おかずにもぴったりのレシピです。

◆自然とともに、無理なく暮らすこと

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今年の春から鶏を飼い始められた、フタバ印さん。
全て手作りの鶏小屋も見せて頂きました。

妹尾さん:自然と一緒にやれるのが自然農だと思うから、生活も、必然的に自給的なものになっていました。
その時はつらいかもしれないけれど、長い目で見れば意味のない物なんてないと思うんです。
妹尾奥さん:毎日のちょっとした楽しいことや、感動することはたくさんあります。朝露のついたクモの巣や、朝どれの野菜の新鮮さとかね。
妹尾さん:そんなことを伝えたいから、直接自分の手から手渡しでの販売は大切にしていきたいと考えています。

ご夫婦で、お互いに理解しあって無理のない生活がそこでは成り立っていました。
実際に、見て聞いて触れて、そして味わって。貴重な体験となりました。

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<ふたば家>
ランチ・畑見学
予約制
ご予約については、青杏+グループセンター店の店頭レジスタッフまでお問い合わせください。(自宅につき、HP掲載は控えさせていただきます。)

そして、フタバ印さんがこの秋、青杏+にやってきます。
実際に、フタバ印さんの農作業について学んだり、実際に体験したりできますよ!

<フタバ印のたねとりワークショップ>

野菜の種って、どんな風になっているの?種について楽しく学んで、おウチでまいて。
種を植えるまでにどのようにするか、芽が出やすくするための工夫や、仕組みなどについて楽しく学びませんか?

日時:平成28年10月22日(土)
場所:今井書店グループセンター店 多目的スペース(青杏+隣)
(松江市田和山町88)
時間:(1)11:00~ (2)13:30~
各定員5名
参加料:1,500円(フタバ印さん特製の薬草茶付き)
取り出した種はお持ち帰りいただけます。
当日は作業のしやすい、汚れてもよい服装でご参加下さい。(終了しました)

さらに、ワークショップに合わせて野菜の即売会も開催いたします。

<野菜のフタバ印 自家製即売会>

日時:平成28年10月22日(土)
場所:今井書店グループセンター店 多目的スペース(青杏+隣)
(松江市田和山町88)
時間:11:00~
※なくなり次第終了
※買い物袋をご持参ください。

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