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2015-05-06

青杏+スタッフの手しごとに出会う旅 一陽窯訪問レポート

青杏+グループセンター店で取り扱っている、備前焼「一陽窯」さんのすり鉢とすりこぎ。
青杏スタッフが岡山に行ったとき、一陽窯さんの作品にひとめぼれしたのがきっかけで、
青杏+でも取り扱わせていただくことになりました。

実際に作られている場所へ行ってみたい!
作り手さんご本人から、おすすめの使い方を教わりたい!
ということで、一陽窯さんを訪問し、お話を伺ってきました。

◆工房の様子をご紹介!

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一陽窯は、岡山県備前市の窯元さん。
JR伊部駅の駅前通りをまっすぐ北に歩いたつきあたりに工房があります。
レンガの煙突が目印です。

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お出迎えしてくださったのは、一陽窯の、木村肇(はじめ)さん。
さっそく工房を案内していただきました!

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火入れの器や、登り窯。
ここで実際に作品が作られていると思うとワクワクします。

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備前市の地下より採掘された土を使い、一つ一つ丁寧に形成され
長い時間をかけて、高温の窯で鍛錬された器は、逸品ばかりです。

◆木村さん直伝!すり鉢を使ったシンプルで美味しいレシピ

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一陽窯のすり鉢スパイスミルは、料理好きで2児のパパである木村さんが、お子さんの離乳食用に考案し、誕生しました。
手に馴染む形や、すり潰したときにすり鉢がガタッと動いたりしないほどよい重さ、食材を優しくすりつぶせる丸いカーブなど、細かいところまで使う人のことを考えられていて、今の私たちの暮しにピッタリ馴染むアイテムです。
木村さんに、すり鉢を使ったお料理を教えていただきました。

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こちらは、にんじんをまるごとすりおろした、カロテンスプレッド。
にんじん半分に対して、オリーブオイル大さじ1、醤油とお酢を小さじ1、塩少々と混ぜ合わせて完成!
にんじん本来の甘みが口の中に広がります。
にんじんが苦手なお子様にもおすすめの一品です。

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いろいろなバジルをブレンドした、スパゲティ・ジェノヴェーゼ。
バジルの薫りがひきたちます。
ジェノヴェーゼソースとゆでたパスタを合えて、そのまま食卓へ!

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自家製フレッシュピーナッツペーストは感動の味!
ピーナッツをすり鉢ですり潰すだけで、ピーナッツが持っている油分がじんわり染み出してきて、
ペースト状になっていきます。
お好みで塩・砂糖で味をととのえて完成!
こちらのレシピについては、木村さんに松江までお越し頂き、青杏+グループセンター店でワークショップを行いました。
そのときの様子はコチラ↓
http://www1.imaibooks.co.jp/book/seian/?p=6924

◆普段づかいできる備前焼

備前焼に対して高級で手が届かないイメージを持っていましたが、
簡単シンプルなレシピを木村さんに教えていただいたことで、
今では常にキッチンの真ん中にいる存在になっています。

食材の変化を見ながら手の感触でゆっくりすり潰す感覚、一度体験するとクセになりますよ!
一陽窯さんは、店舗のほか窯場と工房も公開されていて、すべての制作工程を見学することができます。
ぜひ、工房にも足を運んでみてくださいね。

一陽窯
〒705-0001 岡山県備前市伊部670 TEL 0859-64-3655

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