本の学校 製本ワークショップレポート

4/17(日)、気持ちのいいお天気の中、本の学校今井ブックセンターにて「製本ワークショップ 気軽に綴じる革表紙の手帳」を開催いたしました。

講師を務めてくださったのは、紙本修復家の秦博志さん。
先生の話を真剣に聞く参加者の皆さん

初めに、お好きな色の皮と紐と紙のセットを選びます。
はじめの生地選び

それから、紙を四つ切りにしていきます。(今回は、あえて紙をちぎって切ることで、風合いを出しました)
紙が切れたら両端をクリップで留め、紙に印をつけて切込みをいれていきます。
紙に切込みを入れていきます

続いて、紙の大きさに合わせて皮を切っていきます。上下の大きさをまず合わせて切ったら、先ほど入れた紙の切込みの位置を皮に写し取り、皮にも同様に切込みを入れていきます。やすりで皮の折り目の部分を少しけずってあげ、皮が折れやすくします。

さあ、いよいよ糸で縫っていきます!
しかし、これが難しい・・・!
参加者の皆様、悪戦苦闘しながらも、教え合いながら作業は進んでいきます。
ぬいつけていきます

少しずつ本に近づいてきました!
あとは表紙を切りそろえて、完成です。
もうすぐ完成です!

皮と紐の色の組み合わせだけでなく、外側の皮も紙とぴったりの大きさに切ったり、あえて少し残して巻くようにしてみたりと、さまざまな皮の手帳が出来上がりました!
皆さんの作品2

皆さんの作品3

ご参加いただいた皆様からは、
「自分だけの手帳って嬉しいですね」や「自分で作った皮の手帳っていいですね」といったお声をいただきました!
自分の手で本ができていく“ワクワク感”を体感していただけた充実のワークショップとなりました。

皆さんの作品

ご参加いただいた皆様、講師を務めてくださった秦さん、誠にありがとうございました!

これからも本の学校ではさまざまなイベントやワークショップを開催してまいります。
どうぞお楽しみに!

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