中国山地の山を抜け、陰陽結ぶ鉄の道 。
山陰鉄道シリーズ第7弾は『伯備線写真集』。
伯備線は、昭和3年に全線が開通し、同47年からは、山陽新幹線新大阪駅―岡山駅間の開業に伴った特急「やくも」の運行開始など、電化や改良工事を行ないながら、
およそ90年にわたって運行され続けてきました。
中国山地を越え、山陽・山陰地方を結ぶ陰陽連絡路線の一つで、起点を倉敷駅(岡山県)、終点を伯耆大山駅(鳥取県)として、その間に26の駅が連なります。
伯耆大山駅を出ると、左前方に伯耆富士とも呼ばれる中国地方最高峰の大山が見え、四季折々の雄大な姿で楽しませてくれます。
急勾配やカーブの連続ですが、運転台から見る沿線風景は圧巻です。
特に、早朝の冬景色は静まり返り水墨画のようでした。
この写真集には、いくつもの伯備線ならではの景色が収録されています。
田園風景を行く「サンライズ出雲」、雪の石霞渓を通過する「やくも」、これらは伯備線の魅力のほんのひと握りに過ぎません。
実際にご乗車いただいて本物の車窓風景を楽しんでいただければ、新たな伯備線の魅力がきっと見つかることでしょう。
(本誌より抜粋)
■伯備線写真集
出版社: 今井出版
価格: ¥2,200(税込)
ISBN: 9784866110707
発売日: 2017年11月
JR西日本商品化許諾済
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