第70回本の学校読書会レポート

2月21日(木)に第70回本の学校読書会を行いました。
課題図書、落合陽一さんの「日本進化論」を読んで、男性6人、女性4人の計10人で感想を話ました。若き社会学者の視点はどうなのか?日本の未来はどうなるのか?皆さんに感想を語って頂きました。

課題図書:落合陽一「日本進化論」SB新書 縮小する社会で我々はどう生き残るか?様々な提言と指針を示す。

●それではトピックスです!
・グラフィックレコーディング講座まとめのマインドマップが面白い!
・P190の賃金の国際比較を見ると、アメリカ・ヨーロッパに比べ賃金が伸びていない。ほんとに弱者を酷使している国だと思う。
・最近健康番組が多くなっている。それは視聴率が良いから。
・人生100歳時代。病気予防のための健康番組?国の政策なのかな?マスコミも国民もおどらされているのかなと思う。
・話し合いの場に多面的な人を集めているけど・・・テクノロジーのお話が多いと思う。
・ネットのコミュニティ→マイナーな趣味→1人でいたいのに繋がってしまっている。だからリアルなコミュニティと変わらないと思う。
・2045年のシンギュラリティは明るい方向へ!コミュニティのあり方が激変するのではと思う。
・IT コンピューターだけで解決できるわけじゃないけど。ソフト面の話ばかりでハード面の話が出てこないなあと思った。
・テクノロジーに頼っていると国が亡ぶのでは?テロリストによってシステムダウンを起こされてしまえばすべてがアウトになると思うけれど。
・医学テクノロジーでは、iPS細胞に期待。反面、癌化する細胞がある可能性も否定できない。遺伝子操作もすでに出来るが、クローンという問題が起こり、社会としては認められない。そうなるとマッドサイエンティストが出現するかもしれない・・・。
・日本は諸外国と比較して労働生産性が低い。様々な問題。
・テクノロジーで良い方向に向かうと思うけれど、新しい技術には抵抗感があると思う。
・地方であれば、テクノロジーよりも「選択」と「集中」が良いと思う。(P62島根)
・人口減少で日本は縮小してゆく。老人大国になる。それをいかにうまく利用するか?
・地方に注目。地方移住計画。条件が良い方へゆくのかな?
・地方はどんどん統合されるのでは・・・?と言う懸念。(島根県や鳥取県は広島県に吸収合併されるかも・・・。)
・日本縮小で地方が生き残る道は・・・?
・地方のコンパクトシティ化、誰も住まなくなった土地をいくつかの大規模企業に開放。そのコラボレーションで農業を活性化。ベテラン農業従事者の経験をデータ化し農業もITで管理。高齢者も若者を共に働ける社会。
高齢者に優しいコンパクトシティを目指す….っていのうはどうだろう!!
・デメリットは、共産主義的な思想に陥る危険性がある、土地への妄信(もらったものだから既得権益)。集中し過ぎた時の危機、分散が必要。憲法問題をクリアにする。様々な価値観はどうなる?
・その他、先祖代々の土地から離れることの抵抗感、お墓、税金・・・。などの問題。
・でも、これからの日本を考えるには、革新的な考えが必要だと思う。
・ほんとに、どこかの自治体で試にやったら良いと思う・・・・。

これからの日本はどうなるのか?落合陽一さんが様々な問題点を指摘、提言された本。
参加者のみなさんの意見が色々と出ました。日本の未来・・・。日本が生まれ変わるチャンスだと思いました。

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