大好きなシリーズ、『紅霞後宮物語』シリーズ外伝
『紅霞後宮物語 第零幕』。若き日の小玉と文林の
物語ですが、第3巻目に突入。
武官として順調に昇進してゆく小玉。
新たな人たちとの出会い、初恋の人との
再会、愛する兄の死・・・。
小玉の環境はめまぐるしく変化していった。
そんな中、小玉と文林は上官と副官として
息が合い、良好な関係を保っていた。
しかし、小玉にまたも異動の辞令が下る。
行先は小玉の実家にも近い僻地だった。
それは、左遷ではないのか・・・?
小玉の突然の異動と、それが左遷であると知った
文林は、怒り狂って大酒を喰らってしまう。
一緒にいた小玉は、文林の怒りをなだめようと
するが、一緒になって飲んでしまう。
そして翌朝、二人は全く記憶のないまま同じ
寝台で目を覚ましてしまった・・・・!
あってはならない、上司と部下の過ち・・。
そのことがあってから、二人に関係は急激に変化し・・・。
小玉にとって、さらに試練が続く第3巻。
読んでいると切なくなってしまう。
このあと二人はどうなるのか?
早く続きが読みたくなる!
『紅霞後宮物語 第零幕 三、二人の過誤』
著者:雪村花菜
出版社:KADOKAWA(富士見L文庫)
価格:¥600(税別)