誉田哲也氏の衝撃の警察小説「ヒトリシズカ」は圧巻!

『ストロベリーナイト』の著者、誉田哲也さんの文庫で最新刊の『ヒトリジズカ』(双葉社文庫)が本日発売になりました。ものすごく面白くて、ものすごく奥深い警察小説です。

警察小説というと、事件が起こり警察が動き捜査し犯人を特定し逮捕する。これで事件解決。それまでには色々な人間ドラマがあり、一筋縄ではいかないこともありますが、事件が解決すれば読んでいる読者側もすっきりします。

しかしこの『ヒトリシズカ』は、事件解決の裏にさらなる悪意が存在し、物語が進むごとにその悪意が大きくなり警察は翻弄されます。いったいその悪意の正体とは何なのか・・・・?!

第一章「闇一重」は、拳銃で撃たれて死んだ男。司法解剖をした法医学者は「心臓に達していた銃弾は一度止まってからまた動いた」と連絡してきた。どういうことだ?不可思議な銃撃事件。そこから大いなる悪意を秘めた事件が始まっていく・・・・。

第1章を読み出したらもう止まらない!!!この小説の虜になること間違いなしの‘傑作’です。

今回『ヒトリシズカ』の帯は、全国の書店員さんたちのコメントがたくさん載っています。

帯の裏面です。はまさきのコメントも載せていただきました。裏面の一番上です。コメントは「連作短編の形をとり、事件そのものとその裏に隠された真実を浮き彫りにしていく。この手があったか!?と唸ってしまうくらい面白い展開の警察小説が誕生した!」です。

 

『ヒトリシズカ』
著者: 誉田哲也
出版社:双葉社
価格:¥619(税別)