冒頭からの衝撃展開に唖然!「境内ではお静かに神盗みの事件帖」

天祢涼さんの「境内ではお静かに」シリーズ
第3弾を読みました。
前作では、壮馬が雫に告白するか否か?
えんえんと悩むところで終わった。

大学を中退し人生迷走中の壮馬。兄が神職を
務める横浜の有名な神社「源神社」で働くことに…。
信仰心ゼロの壮馬は、眼を瞠るほど美しい
巫女・雫の弟子となり、神社の業務を学ぶ日々…。

巫女の久遠雫と様々な事件やトラブルを
解決してきた壮馬。
前作からえんえんと思い悩み、
ついに雫に想いの告白を決意!

しかし、告白直前、なんと雫が
カレシを連れてきた。
そのカレシとは人気アイドルの清宮聖哉だった!
あまりのショックに呆然とする壮馬。

ところが二人の様子を見ていると、
雫はなにか隠している様子だ。
そして、聖哉にも何か事情がありそうだ。

そんな中、源神社の大事な御神体・今剣が盗まれた!
兄から今剣の捜索と事件解決の依頼をされた壮馬。
雫に対し複雑な思いを抱きながらも
一緒に事件の行方を追うことに・・・
なぜか聖哉も事件に首を突っ込んできた。

冒頭の展開があまりにも衝撃的すぎて、
物語の内容がなかなか頭に入らない。
雫と壮馬のこの先が気になる、気になる。

ご神体は密室状態の中、盗難にあった。
一体どういうこと・・・?
雫と聖哉はどうなる!?
謎が謎を呼ぶ展開に!

恋愛パワースポットの源神社を舞台に
恋と事件の行方を追う究極の胸キュン
ラブコメミステリー。
第4弾が待ち遠しい!

『境内ではお静かに 神盗みの事件帖』
著者:天祢涼
出版社:光文社
価格:¥1980(¥1,800+税)