急展開!警察の巨大な闇との対決!「クランⅣ 警視庁機動分析課・上郷奈津実の執心」

警察内部に巣食った巨大な闇と
警察の正義を全うしようとする、
密命チームとの激烈なる闘いを
描いた、「クラン」シリーズ第4弾。
「クランⅣ 警視庁機動分析課・上郷奈津実の執心」。

クラン④

渋谷駅を襲ったテロ事件で、部下を失い、自らも傷を負った晴山
だったが、腰に奔る激痛はなぜか退いていた。それが神の手によるものなのか?
さらにヒットマンに撃たれたはずの足ヶ瀬巡査は全くの無傷。
岩沢の胸には足ヶ瀬巡査に対する疑念が広がってゆく。
一体、彼は何者なのか?死なないのか・・・?
岩沢は、足ヶ瀬巡査が育ったという、こども学園の園長に会いに行く。
そこで、岩沢は衝撃の真実を知ることになる!

一枚岩とも思われたチームの結束に微妙な綻びが出始め、神からの挑戦に
彼らの作戦はことごとく失敗。警察官が次々と姿を消していった。

だが、機動分析課の上郷は、新たな作戦を実行に移そうと画策する。
ターゲットを絞り、罠にはめるのだ。
神の正体を炙り出すために、上郷が仕掛けた罠とは・・・?

また、公安部の区界は、過去に自分が大失態を犯した
事件に神の力が働いていたことに改めて気がつく。

それぞれの捜査で次第に真相に近づくなか、上郷の仕掛けた罠に
はまった敵が正体を現した・・・しかし・・・

神の正体、敵・味方、足ヶ瀬巡査の謎、不気味な団体。
今まで点として存在していたものが次々と一本の線に繋がってゆく・・・。

警察内部の巨悪VS密命チーム「クラン」との一進一退の攻防が
物語の面白さをMAXに押し上げる!!

次回、第5弾に期待!!!!

『クランⅣ 警視庁機動分析課・上郷奈津実の執心』
著者:沢村鐡
出版社:中央公論新社(文庫)
価格:¥680(税別)