誰もが知っている昔話が驚愕の変化!「むかしむかしあるところに、死体がありました」

面白いミステリーが発売されました!
「むかしむかしあるところに、死体がありました」(双葉社)
著者は、「浜村渚の計算ノート」(講談社)シリーズで
おなじみの、青柳碧人さんです。

浦島太郎、鶴の恩返し、花咲かじいさん、一寸法師、
桃太郎など、私たちが昔から良く知っている昔話を
ミステリー仕立てにした、前代未聞の短編集。
その面白さは強烈!黙ってはいられない面白さだ!

これらの昔話は、本来の物語を踏襲しつつ
新たな解釈をプラス。

物語のなかの登場人物たちは、昔話同様に、
善人と悪人がはっきり分かれて描かれている。

そして、もっともっと人間くさく、
ドロドロとした人間関係を盛り込み、
より現実の世界に近づけている。

さらにこれらの物語が面白いのは、
密室、倒叙、アリバイ、ダイイングメッセージ、
クローズドサークルなど、本格ミステリーの醍醐味で
ある要素がほぼ全てこの1冊に収められているところだ。

昔話の短編集でありながら、ものの見事に読み応え
たっぷりのミステリー小説に変化させた。
この驚愕の変化にミステリーファンは狂喜乱舞!!

これは読まないと損をします!

『むかしむかしあるところに、死体がありました』
著者:青柳碧人
出版社:双葉社
価格:¥1,300(税別)