本の学校、はまさきミステリー棚で「書店ミステリー」ミニフェア開始

本の学校今井ブックセンター「イマショミステリー小説探偵・はまさき」おすすめのミステリーコーナーに12月より「本屋さんは謎がいっぱい 書店ミスステリーセレクション」というミニフェアをはじめました。
棚は上から3段目でコーナー展開中!
 看板POPです。

メインは、大崎梢「配達あかずきん」(東京創元文庫)。
本邦初の新刊書店を舞台にした、本格書店ミステリーです。
書店で日々起こる小さな事件をミステリータッチにまとめた短編集です。
書店のお仕事もミステリーになってしまうという!書店員もびっくりの素敵な素敵な作品です。

「配達あかずきん」シリーズは3作品あります。『サイン会はいかが?』こちらも短編集。『晩夏に捧ぐ』は、「配達あかずきん」シリーズの長編。幽霊騒ぎに端を発した、過去にあった殺人事件もからんだちょっとホラーっぽいミステリー。面白いです。
それから出版社の新人営業社員が活躍する『平台がおまちかね』。こちらも大崎梢著です。

この大崎梢さんの書店ミステリーシリーズは、書店に興味がある方にもおススメです。
ほっと心が和む謎ばかり。謎が明らかになったとき、思わずじわ~と心に沁みます。

その他に、乾くるみ『蒼林堂古書店へようこそ』(徳間文庫)、梶山季之『せどり男爵数奇譚』(ちくま文庫)も展開。
こちらは、古書店を舞台にしたミステリー短編集。古書の薀蓄がすごいです。

おススメの6点。ぜひ書店のカフェにて雰囲気を楽しみながらお読みください。