10月に入り、かなり秋めいてきたので、探偵小説のミニコーナーを
設置しました。
藤木稟さんの『バチカン奇跡調査官』シリーズの最新刊が
10月下旬に発売されるので、それにちなんで、ビジュアル系の探偵が
登場する、探偵小説を集めました。
藤木稟さんの『バチカン奇跡調査官』シリーズを中心に、
『探偵・朱雀十五』シリーズ(藤木稟著)、『臨床犯罪学者・火村英生の推理』
シリーズ(有栖川有栖著)、『ラスト・メメント』シリーズの4シリーズを
集めました。
『バチカン奇跡調査官』は、バチカンの神父・平賀とロベルトのコンビが
世界中から報告される、‘奇跡’の真偽を調査するために世界各地へ向かう。
行く先々で事件に巻き込まれるという物語。
宗教の歴史や建物、古文書など興味深い知識がふんだんに盛り込まれ、
謎解きだけでなく歴史の知識も学べる(?)面白い探偵シリーズです。
『探偵・朱雀十五』は「バチカン奇跡調査官」シリーズの著者・藤木稟さんの作品。
舞台は昭和初期、美貌の探偵・朱雀十五が人間の色や欲にからむ事件を
ホラータッチで描いた、ホラーミステリー。昭和のレトロな描写が懐かしい。
その世界を堪能できます。
『臨床犯罪学者・火村英生の推理』シリーズは、大学教授でもある、
名探偵・火村英生とその友人で推理作家の有栖川有栖とともに、難事件を
解決してゆく人気シリーズ。
若い人にも読んで頂きたく、ライトノベルスの体裁で、角川ルビー文庫で
再登場しています。
表紙の絵がとてもかっこいい!物語は本格推理小説。イラストとともに楽しめます!
『ラスト・メメント』シリーズは、『蛟堂報復録』シリーズを描いて人気上昇中の
鈴木麻純さんの作品。主人公は遺品蒐集家・高坂和泉。遺品鑑賞から鋭い洞察力で
遺品に秘められた謎や真実を導き出す。生と死を繋ぐゴシック・ミステリー。
これは新たな角度で描かれた探偵小説のようです。
どのシリーズもイケメンが活躍!
面白いですよ!!