前回書いたどんでん返しミステリー「十角館の殺人」
すごい衝撃でしたが、この「葉桜~」はさらにひねりが効いています。
既読者から、凄いびっくりするよ~と言われていたので、
絶対に気を抜かずに読みました。
読んだんですけど~~~~
見事にやられました!
『葉桜の季節に君を想うということ』歌野晶午
あらゆるミステリーの賞を総なめにした名作。
警察小説メインのはまさき、まだ読んでいないミステリーの世界があった。
やめられない!病み付きになってしまった!
このひねりにひねった「どんでん返し」テクニック!
言葉もありません・・・・!
元私立探偵・成瀬将虎(昔っぽい名前だね!)は、
同じフィットネスクラブに通う愛子から、悪質な
霊感商法の調査を依頼される。
そんな折、自殺を図ろうとしている女性を救った!
その女性、麻宮さくらと運命的な出会いをした
将虎・・・・。
霊感商法の事件を軸に、将虎の過去と、
霊感商法で利用されまくる女性・古屋節子の
物語が交互に描かれ、やがてひとつに繋がっていく・・・。
そして繋がった先に待っていたものとは!
これ以上ここに書けません!
とにかく読んで!読めばわかる!
どんなに凄いミステリーなのか!
『葉桜の季節に君を想うということ』
著者:歌野晶午
出版社:文藝春秋(文庫)
価格:¥667(税別)