第4回「読書交歓会」レポート

第4回「読書交歓会」レポート
12月7日(日)に第4回「読書交歓会」を行いました。テーマは「衝撃」女性4人、男性3人の計7人。今回紹介された本のいったいどこに衝撃をうけたのか!?それぞれの衝撃度を語って頂きました!

それでは、今回の交歓本はこちら~

●え~っ?!!何これ?(女性)
|★なんにもない部屋の暮らし方
ゆるりまい KADOKAWA ¥1,200(税別)
昔は汚部屋に住んでいた著者。今住んでいる部屋は何もない。婚約指輪も捨てちゃったらしい・・・・。その部屋の何にもなさに驚愕!自分には絶対に出来ない。ちょっと憧れるけど落ち着かない・・・。本好きは無理!

|★となり町戦争
三崎亜記 集英社文庫480円(税別)
ある日突然「となり町」と戦争をしますと発表される、はあ?
戦争しているはずなのに・・まったく状況がわからない→・・・・?
とっても不思議な小説・・・。妙な感じが残る・・・。
でも、三崎亜記の短編は面白い。

●いや~面白い!!!(男性)
|★悶絶スパイラル
三浦しをん 新潮文庫 590円(税別)
BL好きの女子10人くらいにこの本を薦めたら、ある章にみんなどハマり。映画「メゾン・ド・ヒミコ」を観たらしい。オダギリジョーのフェロモンにやられた女子たちが続出。そこが衝撃。

|★夜空はなぜ暗い?
エドワード・ハリソン 地人書館 2,400円(税別)
視線の先には必ず星はあるはずなのに、なぜ暗いのか?宇宙論が十分に発達していないときはわからなかったが、最近になってわかった。宇宙はあまりに広すぎて、あまりに遠すぎて光が届かない。だから暗いということに感動、そして衝撃。

●キルケゴール自身が衝撃!!(男性)
|★死に至る病
キルケゴール 岩波文庫 ¥780(税別)
絶望とは何か?当時、哲学は実存主義、形而上学など、この世にあってないようなものについて考えることがトレンドだった。だがキルケゴールは、今苦しんでいるものの方が大事でしょ!今この苦しみ、絶望はどうしてくれる!?小さいときから父親に絶望を教えられ、神父になったけど・・・。キルケゴールさん、24歳の時、14歳の女の子に恋してしまい、3年かけて口説き落として婚約したものの、突然婚約破棄!そうこの人、ガチのロリコン。そしてメイドさんバンザイキャラだった・・・・何が絶望じゃ!!と、みんな突っ込みました。そして絶望では死なないよ、と。(注:個人的見解を多く含んでおります)

●遺伝子って面白い!&こんな絵本があったのか!?(男性)
|★男と女の進化論 すべては勘違いから始まった
竹内久美子 新潮文庫 ¥400(税別)
竹内久美子さんの本は衝撃です。
動物行動学、利己的遺伝子によれば、遺伝子は「種の保存」が最優先。自分だけが残れればそれで良いという考え。だのになぜ、人のためという意識が働くのか?人間が人間たる所以?そこで人のために何かをするということが生まれたのでは?「そんなバカな!」(文春文庫)では、女のしわはなぜ出来るか?とか、子どもっぽい女は男にもてる!?とか衝撃見解に眼からウロコ!

|★アライバル
ショーン・タン 河出書房新社 ¥2,500(税別)
凄く綺麗なイラストです。開いてみると・・・文字がなかった!文字以上に物語る情緒と空気感。想像力がかきたてられる!大人のための絵本。

●脳って凄い!そして本屋さんでは出会えない衝撃本!(女性)
|★単純な脳、複雑な「私」
池谷裕二 講談社新書 ¥1,200(税別)
「心」っていうけど、全部「脳」がやっていること。これは恋愛心理学みたいな本。
恋している人の脳はA-10(通称テグメンタ)が反応することがわかっている。アルコールとドラッグを使用している時と同じ作用。アルコールやドラッグがセーブできないのと同じく、だから恋は盲目。「トコトンバカになる脳の誤作動だ!」っていうところを読んで気が楽になった・・・。『進化し過ぎた脳』は脳の構造・クセ・作業を高校生たちにわかりやすく解説した授業を書籍化。へぇ~連発の面白衝撃。

|★ザ・伝統芸能 歌舞伎・文楽・能・狂言・大衆芸能の入門書
文化庁監修 大蔵省印刷局 ¥1,200(税別)
伝統芸能についての入門書。オールカラーで凄く綺麗、わかりやすくて、凄く安い。こんなステキな本を官公庁がつくったとはという衝撃!広めたいです。

|★文具知識能力検定
文具に関するめちゃめちゃコアな本。一般の書店では販売していない。こんな検定があるのか!が、まずショーゲキ

●色々な意味で衝撃を受けました!(女性)
|★怖い絵 2
中野京子 朝日出版社 ¥1,800(税別)
名画に隠された、怖い秘密。この絵の意味は何なのか?名画にはそんな秘密があったとは!
一番印象深かったのは、18世紀のロンドンの精神病院をテーマに描かれた絵についての解説。18世紀の精神病院は見世物興行と同じだったという事実。当時の有名な精神病院「ベツレヘム」通称べドラムでの、セレブたちが患者に行っていた衝撃の行為が描かれている!病院がセレブたちからお金をとり、見世物として患者を扱っていたなんて知らなかった。

|★パレード
吉田修一 幻冬舎文庫 ¥533(税別)
共同生活をしている仲の良い若い男女のグループの中に一人、男性が入り込む。彼が入り込んだことで仲間たちの均衡がくずれていく・・。クライマックスは想像を絶する。人間て怖いと強烈に思った。

|★烏に単は似合わない
阿部智里 文春文庫 ¥670(税別)
異世界ファンタジーもの。あなたを思いもしない世界へと導いてゆく。ほんとに裏切られるけど、あまりいい裏切られかたじゃなかった・・・。

|★パンプキン 模擬原爆の夏
令丈ヒロ子/宮尾和孝 講談社 ¥1,200(税別)
アメリカは原爆投下前に投下後にすばやく逃げるための訓練をした。そのときパンプキンという小爆弾を使って訓練していたが、日本のあちこちで訓練をしたために、数多くの日本人が巻き込まれ、怪我をしたり亡くなったりした。原爆投下の影に隠されたもう一つの擬似原爆爆破事件!存在を知らなかった!その衝撃はとても大きかった。

●衝撃的な絵本を紹介!そして衝撃の警察小説!
|★パンダ銭湯
tupera tupera 絵本館 ¥1,300(税別)
パンダしか入れない銭湯があります。パンダ以外は入浴禁止!なぜならば、そこには誰にも知られてはいけないパンダの秘密があった!パンダの秘密!?あまりの衝撃に「え~っ!!」みんなが興味津々・・・教えない!とにかく読んでみて、ふふふ。

|★よふかしにんじゃ
バーバラ・ダ・コスタ他 光村教育図書 ¥1,300
絵がとてもビューティホー。これは切り絵?そして主人公忍者もかっこいい!このシチュエーションは、そうとう忍者好き!と思ったら著者はなんと外国人!おおお~びっくり!さらにラストのオチがあまりにも意外!!

|★検証捜査
堂場瞬一 集英社文庫 ¥820(税別)
神奈川県警の連続婦女暴行殺人事件の犯人を誤認逮捕・・・。神奈川県警、度重なる失態に警察庁は県警をまるごと捜査する特捜班を収集!国内の警察署から臨時に引き上げられた刑事たち。どうなる!?物語の設定がありえないほど衝撃!さらにラスト!真犯人はあまりにも意外な人物。変わった設定の警察小説だったので、面白くて凄い印象に残った。

以上、様々な衝撃本を紹介して頂きました。
ミステリー小説ばかりが「衝撃」って宣伝コメントをつけられますが、哲学、工学、人文系、絵本など本当に色々な衝撃があり、それこそまさに衝撃本でした。
今回も読みたい本が増えましたよ~。
さてさてそれでは次回です!
次回は「癒し」がテーマ。
自分が癒された本、誰かを癒したい、見ているだけで癒されるなどなど、ジャンルは問いません。あなたのお好きな本をご紹介ください。
ご参加お待ちしております。

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