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DNA鑑定よりさらに進化?!東野圭吾氏『プラチナデータ』は凄い!
東野圭吾氏の文庫最新刊、『プラチナデータ』(幻冬舎)は、東野先生の経歴が活かされ、ちょっとSFタッチで描かれた、近未来的な警察ミステリー小説。
この作品、二宮和也さん&豊川悦司さんが主演で映画化されます。(公開予定は2013年春頃)
心霊探偵八雲の次にこれがおススメ!Ⅱ「バチカン奇跡調査官」
労働基準監督署を舞台に描く!異色のお仕事エンターティメント
特にミステリー色が強い作品は、第5話の『フェールセーフの穴』。
無人化工場内で起こった殺人事件。現場に調査に向かった三村と友人刑事は、そこが完全なる密室であることに気がつく。
刑事には犯人のめぼしはついていたが、密室の謎を解かないと犯人逮捕に繋がらない。そこで労働基準監督官である三村は、工場内で導入されているロボットの操作に目をつける・・・。
地味なお仕事小説だと思って読むととんでもない!新鮮な驚きに満ちている、異色のお仕事エンターティメント作品です。
『ディーセント・ワーク・ガーディアン』
著者: 沢村凛
出版社:双葉社
価格:¥1,700(税別)
直木賞作家・小池真理子氏が描くサイコサスペンスの世界
表題作の『会いたかった人』は、花形心理学者でテレビにも出演する諸井小夜子が、中学時代無二の親友だった結城良美と25年ぶりに再会したことから始まる。
あまりにも変わりすぎた親友の登場に異常な違和感を覚える小夜子。良美の行動は次第にエスカレートしてくる。親友の不気味さがじわじわと迫ってきます・・・。
そのほか、『結婚式の客』は、プレイボーイでさんざん女性と遊びつくした男が、やっと理想の女性と巡りあい結婚することに。しかしその結婚式で男は前につきあっていて自殺した女性の母親らしき女がいることに恐怖を覚える・・・・。
などなど、読んでいてじわりじわりと恐さが増していくような作品ばかり。とても面白い。さらに人間って恐い~と思ってしまう。
明野照葉、今邑彩、沼田まほかる、真梨幸子系が好きな読者にはおススメの1点です。
『会いたかった人』
著者: 小池真理子
出版社:祥伝社
価格:¥514(税別)
デイリーサスペンスの女王が描く、傑作短編集『巻きぞえ』
『巻きぞえ』
著者: 新津きよみ
出版社:光文社
価格:¥590(税別)
イマショ ミステリ小説探偵・はまさきです。
ミステリ小説が大好きで毎日読んでいます。面白いミステリ小説をもっと探して、もっと読むぞ!
はまさきが面白いと思ったサスペンス小説を集めて、各今井書店でコーナーを作っています。